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農業体験に訪れた2人の兄弟 [作業日誌]

30日(日)の午前、「トコトコ農園」に都内在住の2人の若者が見学に来てくれた。
2人は兄弟。2人とも農作業は一度もしたことがないという。ときおり降る雨のなか農園の概況を説明した。

はじめて見るアスパラガスに興味津々の様子。まだまだ細いが、アスパラを収穫してみるようにすすめた。強く折り曲げるよう見本を見せるが、腫れ物を触るようになんとも心もとない手つきだ。ぐっと折り曲げるとポキッと折れて納得してくれた。

前日、ナスの剪定を行ったが、根切りと追肥の作業は残したままだったので、2人に手伝ってもらい鍬で畝の左右を軽く掘り起してもらい、掘られた溝に追肥(有機アグレット666)を多めに播いてもらった。雨の中20分ほどの作業で、体力有り余る2人には消化不良気味だったかもしれない。
秋茄子の取れる頃、収穫体験に来るようすすめた。

20代の若者が農業に関心を持ってもらうことは、なんとも心強い。時々、農業研修の問い合わせがあるが、「トコトコ農園」では残念だけれどまだそこまでのノウハウと余裕がない。
新規就農を前提にした研修制度は各県単位で行われているが、就農の決断が付きかねている人にはこちらがお奨めだ。

京都に本社のある日本最大の「タキイ種苗」が昭和22年から、農業研修を受け入れている。現在2900名を超える卒業生を出しているが、全寮制の研修で、入学金、授業料、寮費、食費一切かからず、講師も京都大学の農学博士をそろえた立派な学校だ。
卒業生の出身地を見ると、さすが地元の近畿が500名以上、ついで九州が同じく500名以上で続く。他のブロックはほぼ似た様な状況で、全国各地から希望者が集まっている。
応募の条件は24歳までの独身男性というのが少々ネックですね。

しかし本腰を入れて農業を学んでみたいと思う人向けにはうってつけの学校だ。

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