SSブログ
畑で婚カツ ブログトップ

来園者紹介 [畑で婚カツ]

昨日、土曜グループの作業中に一昨年の6月に実施した「畑で婚カツ」の参加者で、めでたくゴールインしたカップルが、結婚の報告を兼ねて畑に訪ねてくれた。

二人の共通の趣味がサイクリングで、その話で盛り上がったようだ。出会ってまもなくとんとん拍子に交際が進み結婚に行き着いた。

お二人からは何度かメールをいただいて、畑に来てくれることになっていたが、私のほうの都合があわずのびのびになっていたが、やっと実現した。

晴れてはいたがあいにく風が強く、また気温も低かった。熱いコーヒーと菓子を食べながら、二人は会員と談笑して11時ごろに帰られた。

昨年は「畑で婚カツ」が震災と原発事故の影響を受け、野外での活動を嫌ったのだろうか、参加者が思うように集まらずやむなく中止した。

1年間のお休みをしてしまった「畑で婚カツ」イベントであるが、相変わらず潜在的なニーズは高いので、どのようなスタイルで再開するかを現在検討している。

DSCF2143.JPGDSCF2145.JPG



「畑で婚カツ」の顛末 [畑で婚カツ]

今年最初の「畑で婚カツ」を22日(日)に行いました。

「米作り体験」同様、震災の影響を被って参加者は募集枠の半分になりました。主催者としてこじんまりした婚カツになってしまい参加者には申し訳ない気持ちです。
野外でのイベントでは常に気になるのが天候です。前日の土曜は暑すぎるくらいの天気でしたが、翌日は打って変わって夕方遅くから雷を伴う激しい雨という予報でした。

ただし婚カツの終了時間は3時なので、さほど気にならなかったのですが、昼食後の1時を少しまわったところで、大根の収獲とトウモロコシの種まきの体験中に青空が突然厚い雲に覆われ、ぽつぽつと雨が落ちてきました。

慌てて、パーゴラの上から大き目のブルーシートを張り、その下に避難してイベントは続けました。しかし時間の経過とともに風も強くなり雨量もかなりなものとなり、シートを叩く雨音で、声がかき消されるにいたって続行不可能と判断しました。


会員の車、参加者の車も借りて「新所沢」駅近くの「ガスト」に場所を変え、懇親会風に互いに会話を交わしてもらいました。主催者として4時半まではお付き合いしましたが、スタッフが引き上げた後、参加者はさらに居続け、全員が解散したのが6時半だったようです。(メールで参加者から聞きました)

参加者が少なかったこと、途中豪雨で変則的な進行になってしまったこと、主催者としては内心穏やかではなかったのですが、ハプニングのほうが逆に印象に残り思い出になる、という参加者のお気遣いをいただきほっとしました。

2011年は歴史的な大震災と大津波、そして原発事故、その影響の大きさで世の中大きく歯車が狂ってしまった忘れられない年になりました。こんなちっぽけなNPOでもイベントが中止においこまれるなど、公私にわたり前途多難な中ですでに今年も折り返しの6月を間近に控えています。後半はどんなことが待ち受けているのでしょう。
いい半年になってもらいたいものです。

DSCF0948.JPG


今年最後の「畑で婚カツ」 [畑で婚カツ]

今年5月からはじめた「畑で婚カツ」は11月21日(日)の第4回目で今年の予定をすべて終了した。

出会いを求める若い人たちの熱意とその多さにあらためて新鮮な驚きを感じさせてくれた1年だった。
全般的にアウトドア派の人が参加し、趣味趣向の似通った同士のためか、互いに打ち解けるのにそれほど時間がかからなかったようだ。
「お気に入りカード」を最後のフリータイムで渡し、お目当ての人を書き込んでもらうのだが、毎回3~5組のカップルが誕生する。ほかの「婚活」イベントの内情は知る由もないが、かなり高いカップル誕生率のようだ。

主催する側として常に心がけるのは、参加者同士が互いの顔と名前を一致できるような工夫と演出を練ることである。
午前10時から午後3時までこの手のイベントとしては比較的長時間を費やしているが、それでも20人前後の参加者全員の顔と名前を一致させるのは意外に難しい。

開始早々に「2分間自己PR」を行うことにしているが、参加者にはそれなりに高い心理的ハードルを課すことになる。しかし、場の雰囲気は明るくなり、親和的ムードをかもし出すことには効果的である。
昼食は原則、参加者自身に調理をしてもらっている。全員協力して食事を作り、その間にコミュニケーションが自然にとれるよう、しむけることが狙いである。種まき、収獲の簡単な農業体験も狙いは同じだ。

昼食後はさらに親密さを引き出すのために簡単なゲームを行う。リラックスしたところでフリータイムを1時間設け、互いに気になる人にアプローチして自由に話をしてもらう。
しかし、このフリータイムはいわば最後の仕上げとなるのだが、これが一番気を使い、難しい。
自己PRから昼食を挟んで農作業、ゲームまではいわば主催者が敷いたレールであり、参加者はそのレールの上に乗っかっていれば良い。

ところが、レールがはずされた途端、何をして良いのか戸惑う人が多いのである。あれだけ和気あいあいと会話をしていた参加者の空気が一変するケースがある。
今回がそのいい例だった。会話が長続きせず、参加者から助け舟を求められ、仕切り役までやるはめになった。
いい意味で参加者の中に一人でも仕切り役を果たす人がいるといないでは、雰囲気ががらりと変わる。いわば参加者頼みの一面は否定できない。フリートークが盛り上がるような仕掛け、演出が必要になってくる。前2回は恋愛相性ゲーム、血液型相性診断ゲームをもとにして、相性の良い組み合わせでグルーピングしたが、それぞれの話題を引き継ぐように会話が盛り上がっていた。

ここいらあたりがどうもヒントになりそうだ。

写真は上から土産で持ち帰ってもらうイチゴの苗をほる参加者。結構な量になった苗。一人で5袋も持ち帰った人もいた。小松菜の種を植える畝の準備。種まき後、トンネルを架けて終了。

DSCF0378.JPGDSCF0400.JPGDSCF0425.JPGDSCF0440.JPG

婚活事情を調べてみると・・・ [畑で婚カツ]

「畑で婚カツ」を今年から始めたのをきっかけに、世の中の「婚活事情」を少し調べてみた。

いまや「~で婚活」が大流行で、ボーリング、ゴルフ、フットサルのようなスポーツ系もある。運動が苦手な人向けのスポーツ系の中には、野球観戦、競馬観戦、ボクシング観戦のようなものもある。エンタメ系ではクルージング、映画鑑賞、花火大会、屋形船、遊園地、有名タレントのトークショーでの婚活などがある。いまや「~で婚活」は何でもありの時代だ。

イベント慣れした若い世代はまたネット社会にどっぷりつかっていて、お手軽ネット婚活の利用者になっている。
有名な企業が結婚情報サービス業に進出している。
某I商社のグループ企業、東北が本拠地のプロ野球R球団の親会社、おなじく福岡が本拠地のプロ野球S球団の親会社など。
メルアド登録会員同士をPCや携帯で引き合わせるお手軽な「婚活ビジネス」で料金も入会金なし、毎月定額料金3000円~5000円を支払えば、相手を紹介する方式だ。
ここからは憶測だが親会社の本業につなげることを狙った若い顧客層獲得の「婚活ビジネス」のような感じがする。

システムはお手軽ネット利用方式だが、紹介相手を月10人とか年間72人を保障している企業もある。こちらは高額な料金設定で入会金8万~11万円、月額料金1万3千円前後と経済的余裕のある年齢層をターゲットにしている。
会員は毎月10人もの異性と連絡を取り合ったり、直接会ったりしているのだろうか。仕事に注ぐエネルギーが「婚活」に流出してしまわないかと、人ごとながら妙な心配をしてしまう。

お次は昔から聞きなれた「結婚相談所」も健在だ。
こちらは丸の内やアクセスの良い場所にオフィスを構え、30代から50代以上を対象に、入会金・登録料で10万円~18万円、月額料金1万円前後、成婚報酬20万~26万円を男女それぞれからいただく、かなりおいしいビジネスだ。料金に応じて専門のコンサルタントが痒いところまでケアするシステムだ。

そして最後は冒頭で触れた「~で婚活」のカップリングパーティー式「婚活」である。
単発の会費制で料金は1500円~1万円のお気軽に参加できるのがうれしい。
われわれがおこなっている「畑で婚カツ」もこの部類に入る。

会員もしくは参加者にとって、料金も気になるところだがいい出会いができて、うまく結婚というゴールに行き着くかどうかが関心の的である。しかし「結婚相談所」を除いてはゴールインまで見届けるような仕組みにはなっていない。

それぞれ一長一短があり、どちらを選択するかは「婚活」当事者の判断だ。


「畑で婚カツ」を行いました [畑で婚カツ]

今年5月、6月に引き続き第3回目の「畑で婚カツ」を10月11日、「トコトコ農園」でおこないました。

過去2回の参加者の内訳は女性の参加者が男性のそれを上回っていましたが、今回はその逆でした。うまく男女比率が平均化せず、主催者としては内心忸怩たるものがあります。
過去2回のカップル誕生は、第1回が1組、第2回が4組でした。これまではかなりの確率でカップルが誕生しています。

さて気になる第3回の結果はどうだったでしょう。
「畑で婚カツ」の主催者であるSGT(埼玉グリーン・ツーリズム推進協議会)の理事長が参加者を前にした冒頭の挨拶で、前回は4組のカップルが誕生したので今回は5組を期待したい、という無茶振りに正直なところ少々慌てました。

しかし、それはそれ、実施側である「トコトコ農園」としては、参加者がリラックスしていい出会いが出来るよう、誠実に淡々と参加者の支援をするだけです。
そのかいあってか、なんと期待通り5組のカップルが誕生しました。
これにはスタッフ一同、驚きの歓声をあげたほどでした。

驚異的な確率です。何故でしょうか。少し頭がすっきりした時点でそのわけを考えてみたいと思っています。
DSCF0190.JPGDSCF0178.JPG

梅雨の晴れ間の「婚カツ」イベント [畑で婚カツ]

梅雨の晴れ間でなんとかもった一日、第2回「畑で婚カツ」イベントが終了した。

24人募集のところ、27名が参加、17人が女性で「女高男低」傾向は前回に引き続き同じだ。
「畑で婚カツ」は男女の出会いのきっかけ作りにある。そう割り切ってまずは「顔と名前を一致」することをイベントの柱にすることにした。
男女向かい合わせに座ってもらい、一人づつ自己紹介してもらうのだが、きっかりストップウォッチを使い2分間自己PRしてもらう。途中で話がつまったり、時間が余ってしまうときはスタッフが助け舟を出すよう、徹底した。

またせっかく畑に来てもらったので、野菜をメインにした「野菜当てクイズ」を行う。
くじ引きで6組にグループ分けし、ダンボール箱を細工した目隠しボックス6個に8種類の野菜を順に入れ、それを手で触って種類を当てるゲームだ。

次のゲームは「相性診断テスト」。占い好きな女性を意識したゲームだ。異性を意識するパターンを4つ上げ、自分がどのパターンなのかを答えてもらい、相性の良いパターン同士固まって、フリートーキングしてもらった。

フリートークの時間は約40分間と長めにとったが、好相性グループ同士で固まり、話は随分弾んでいた。前回はフリートークになった途端、気まずい沈黙が一瞬続いてあせったが、今回はその心配は全く無用だった。

さて肝心のカップ誕生だが、目標の3組をうわまわり、4組がうまくマッチングした。
結果は上々、というより出来すぎたくらいだった。

IMG_0114.JPGIMG_0098.JPG


「畑で婚カツ」の反省 [畑で婚カツ]

イベント明けの火曜、いつもの作業の休憩時に土曜Gがスタッフとして手伝ってくれた、婚カツイベントの様子について報告がてら話をした。

婚カツの成功のキーワードは「協同作業」と考えていた。
サツマイモの定植、昼食つくり、午後のベンリナとコカブの収穫、すべて参加者が協力しあい、共通の目標に取り組む。そうすることで、コミュニケーションも自然に取れ、かつ連帯感、達成感が芽生える。コミュニケーションはより一層深化して、カップルもおのずと成立するのでは・・・。

この狙いは半分うまくいったと思っているが、残りの半分は思惑通りには運ばなかったと反省している。
午後2時からのフリータイムは文字通り、参加者の自由な意思で好ましい相手を見つけ、話の輪が広がることを期待していた。しかし、結果は次第にお通夜のように静かになり、参加者も所在無げに椅子に座っているだけである。

火曜Gには30代そこそこの会員が二人いる。いろいろ参考になるアイデア、意見も出た。
最大のポイントはどうやら、参加者同士が互いの名前と顔がなかなか一致しないということだった。
事前に参加者名簿と名札を渡したので、確認しようと思えばできるはずだが、しげしげと名札を覗き込むのは相手に失礼と大半の参加者が考えているようだ。

ならば、自然に顔と名前が一致するような仕掛け、運営をすればいい。
具体的には朝一番に「自己PR」をしてもらう。ただし、紋切り型のPRでは逆に緊張してしまい、雰囲気がギクシャクしては元も子もない。
ちょっとした工夫を盛り込んだ自己PRにして、名前と顔を一致できるようにする。

さて肝心の告白タイムは発想を大きくチェンジしてフリータイムにはしないつもりだ。
「恋愛・相性心理ゲーム」をとりいれ、再び自己PRになるような仕掛けを考えている。
一歩内面に踏み込んだPRだ。ゲームだから大いに楽しみながら、PRの中身をもう少し深化させようという狙いだ。

こんな話をしていると、農園のメンバーもだんだん盛り上がってくる。
いつか「畑でシルバー婚カツ」を企画しようなんてね。

IMG_9285.JPG

「畑で婚カツ」の顛末 [畑で婚カツ]

2週にわたって「米作り体験」、「畑で婚カツ」の二つのイベントが続き、その準備と実施のために時間が割かれブログ原稿が滞ってしまった。

今日5月22日(土)の「畑で婚カツ」は私としては初めての取り組みのため、なにかと気遣う点が多々あり、イベントが終わるまで息が抜けなかった。
しかし「トコトコ農園」の土曜Gの面々に全面的に手伝ってもらい、なんとか無事終えることが出来た。
男女22名の参加者のなかには遠く山梨の甲府から高速を利用して参加した男性もいた。
申し込み時に初めての参加で緊張しているとコメントしてきた女性がいた。主催する側も初めてで参加者以上に緊張していることを挨拶で話した。

プログラムの前半はサツマイモの苗の移植と畝作りである。
参加者の一部を除き大半が農作業を始めて体験するので用語と用具の説明から始めることにした。
畝、畝間、畝高、株間、マルチ、平鍬、縄摺りなど一通りの説明の後、10メートル長の畝を2本切ってもらう。鍬の持つ手がおぼつかないが、ゆっくりかわるがわる交代で畝を作り、無欠のビニールマルチを張る。サツマイモ独特の高い畝を一人の女性がまたいだが、バランスを崩しマルチに大きな穴を開けたのはご愛嬌だった。

IMG_9294.jpgIMG_9381.jpgIMG_9418.jpg

コンクリートと硬い靴底の感触しか知らない人にとっては、土の柔らかな感触に新鮮さを感じたようだ。興味津々の様子でかわるがわる鍬を使って土を盛っている。株間45センチにマルチにカッターで穴を開け、いよいよベニアズマの苗を移植する。
9月には収穫が見込まれるが、その間の生育状況を逐次デジカメで撮り、参加者にメールで見てもらう予定だ。

IMG_9337.JPG

昼食はBBQに焼きそば、そしてトン汁と野外料理の定番を、竈の火おこしから調理まですべて参加者にやってもらう。
協働作業をすることで、自然な会話が交わせられるようにとの意図から、スタッフは基本的に調理には手も口もさしはさまない。
調理スペースからはみ出た人には、食後のデザートとして焼きマシュマロ用の竹串を作ってもらうようにした。孟宗竹を鉈を使い細く削る作業だ。竈の残り火に串刺ししたマシュマロをあぶって食べる。
甘党の男性もいて用意したマシュマロは完売である。

IMG_9374.JPGIMG_9386.JPGIMG_9400.JPG

午後のメイン作業はベンリナとコカブの収穫。
横一列になって1畝すべてを収穫したが、15分ほどで収穫し終えてしまった。予定外だったが、土産として持ち帰る袋詰めまで自分たちでやってもらうことにした。
両手がふさがるほどの収穫量で、喜んでもらえただろう。


さてさて、参加者の最大の目的はお気に入りの相手とめぐりあえるかどうかということだ。
そこで自己PRカードを書いて、お目当ての異性にカードを渡し、意思表示をしてもらうフリートーキングの時間だが、畑の作業や昼食作りほど盛り上がらない。

IMG_9454.JPG

急によそよそしくなって、沈黙の時間が生じてしまう。このあたりは今後の問題として、一工夫が必要だ。ゲームなどで盛り上がりを演出することも考えられるが、参加者が受身でゲームをこなすだけになってしまう、恐れもある。イベントの目的である出会いの場として、互いに積極的にアプローチしやすいように仕向けるにはどうしたら良いか?
悩ましい難題である。

「畑で婚カツ」が静かなブームに! [畑で婚カツ]

埼玉県グリーン・ツーリズム推進協議会(通称・SGT)主催の統一イベントとして今年2月からスタートした「畑で婚カツ」イベントがマスコミに取り上げられ始めました。

埼玉県内では全国紙、地元紙をはじめ、NHKFM埼玉、埼玉県発信のメルマガなどでたびたび取り上げられているので、徐々に知られるようになりました。しかし埼玉県内のイベントということで、残念ながら取り上げてもらった新聞は埼玉県版に限定されて、東京はじめ近県にはまだまだ「畑で婚カツ」イベントは認知されてきませんでした。

5月8日(土)は宮代町の「新しい村」で田植えをテーマに「婚カツ」イベントが行われますが、そこになんとTV朝日の「ワイドスクランブル」(月~金の11時25分~13時05分))という番組の取材申し込みがあり、翌週のいずれかの曜日に放映されるそうです。
正直、ここまで話題に取り上げられるとは思ってもいなかったので、少々驚いています。

おかげで「トコトコ農園」で予定している5月22日(土)の婚カツイベントも定員を超える申し込みがきて早々に締め切りさせていただきました。
ただ、6月26日(土)に「ジャガイモ掘りで愛を語る」をテーマにイベントを計画しています。6月のイベントはまだ十分余裕がありますのでお申し込みください。

「畑で婚カツ」の参加者は若い男女ですが、その親たち世代にも大いに関心あるところで、母親が代わってイベントの問い合わせをしてくるケースがとても多いのです。
「ワイドスクランブル」は時間帯からいって主婦層を狙った番組と推察されますが、放映後は母親からの問い合わせが殺到するのでは?と推測されます。


春だ・畑だ・婚カツだ! [畑で婚カツ]

「春の目覚め」とはよく言ったもので、気温18度、青い空、ぽかぽか陽気に作物も人もなぜかうきうきしてくるから、不思議だ。

都心から1時間もかからない武蔵野台地に信じられないくらいの広大な農地が広がる。
小さな畑を見慣れている人はその規模に驚き、感動し、大方の人がため息をつく。
畑をかなりなスピードで走りぬける雉がいる。近くにはオオタカが住む林がある。周囲の農家は落ち葉堆肥を使い、循環農業を実践している。
畑から車で10分も走れば戸建住宅や高層マンションが立ち並ぶ。都会と田舎が背中合わせになっているのがこのあたりの特色だ。

5月22日(土)にここ「トコトコ農園」で「畑で婚カツ」イベントを行う。

おそらく参加者は生まれて初めてクワを使い、土を耕し畝を作り、サツマイモの苗を植えることになる。イチゴ狩、ブルーベリー狩りのようなおいしいとこどりの収穫体験とは違って、しっかり体を動かし、プロの農家と同じやり方でサツマイモの定植体験してもらう。

午後はコマツナ似の「べんり菜」とコカブを収穫して、帰りに土産として持ち帰ってもらう。スーパーのショーケースにきれいに並べられた野菜しか知らない人にとって収穫体験は新鮮に感じるだろう。

DSCF9075.JPG
DSCF9070.JPG

参加者には昼食としてバーベキューとトン汁を作ってもらう。簡易竈に薪をくべ「火おこし」から参加者の仕事だ。上手に火をおこすのは案外難しい。
一連の作業は少々きついかもしれないが、心地よい疲労感と達成感を味わうことが出来る。

作業はグループに分けて協働でこなしてもらう。一つの仕事を助け合い、協力することで、連帯感も生まれるし達成感も味わうことが出来る。
朝から午後3時まで野外での畑作業をすると初対面のぎこちなさもすぐに氷解し、会話はおのずとはずむ。

DSCF9069.JPG

2月28日の「畑で婚カツ」イベントでは19組の男女が参加して、3組の組み合わせが成立した。女性がもっと男性のアプローチに積極的に応えてくれれば、さらに多くのカップルができただろう。

参加者の当日の服装は手袋、帽子、タオル、長袖、長ズボン、そして出来れば長靴を用意してもらいたい。ただ長靴にはこだわらず、汚れてもいいようなスニーカーでも一向に構わない。そして出来れば汚れてもいいような、前掛けがあるとなおベターだ。

DSCF9062.JPGDSCF9065.JPG

一連の「畑で婚カツ」は各方面で関心が高く、「トコトコ農園」のある西武線沿線に4月中旬に配布される西武鉄道の広報誌に取り上げられる予定だ。NHK・FM埼玉(85サイクル)でも取り上げられ、5月11日(火)の夕方6時から電話取材・出演による放送も決まった。

「畑で婚カツ」の詳しい情報は下記アドレスに載っています。
http://www.saitamagt.net/toko522.html

「畑で婚カツ」大成功! [畑で婚カツ]

2月28日(日)、宮代町の「新しい村」で男女19名ずつ38名が参加して「畑で婚カツ」が行われました。
この時期としては異例の大雨。野外から集会場に場所を移し、室内ゲームに切り替えました。
マメを箸で挟み、リレー式にマメを移動し、そのスピードをグループで競うゲーム。
箸の使い方が試される結構シビアなゲームです。緊張でうまくマメがつかめない!あせればあせるほど、マメは箸からするっと逃げていきます。

DSCF8848.JPG

次のゲームは昔懐かしい秤を使い、野菜10kgの重さを当てるゲーム。この野菜は帰りにお土産として全員に渡されました。

DSCF8853.JPGDSCF8860.JPGDSCF8863.JPG

室内ゲームを午前中で終えて、東武動物公園のジェットコースター前を移動して、昼食のピザ作り、デザートのイチゴ菓子をつくる。

DSCF8917.JPG

DSCF8908.JPGDSCF8883.JPG

ピザは石窯で焼く予定でしたが、あいにくの雨で急遽、村内のパン工房で焼きあげることに。
集会場に戻り、お楽しみの昼食。サトイモ、ミネスタローネ、玄米餅など食卓には料理があふれました。

DSCF8928.JPG

気に入った相手に自己PRカードを渡し、マッチングしたカップルは3組。

DSCF8931.JPG

冒頭に宮代町町長が挨拶に立ちましたが、「畑で婚カツ」を全面的にバックしていただき、宮代町で3年間新婚生活を送れば町から補助金を支給するらしいです。

DSCF8839.JPG

メディアの威力 「畑で婚カツ」の申し込み [畑で婚カツ]

朝日新聞ならびに地元紙、埼玉新聞の朝刊で、2月28日の「畑で婚カツ」の紹介記事が掲載されたのは既報の通りです。
(記事内容は下記の「畑で婚カツ」のブログで見られます)
http://ameblo.jp/hatake-konkatsu/

またFMナックファイブでも取り上げられ、放送されたらしい。あいまいな言い方だが、ナックファイブからの確認も、電話取材もなく、だれがニュースリリースを出したのかも判然としない。
放送を聞いた人から、イベント参加申し込みがあり、放送の事実を知った次第だ。

読売新聞から電話取材があり、おそらくこの一両日中には記事掲載されるはずだ。
また、NHK埼玉放送局からも、イベントの問い合わせが来た。うまくすれば、2月28日当日、取材クルーが来るかもしれない。

メディアの影響力にはいまさらながら、感心している。メディア側に長年身を置いてきた自分が感心するのも変な話だが・・・。

それとなるほどと思ったのが「肉食系女子」と「草食系男子」の存在を今回始めて実感させられたことである。
メディアに露出した3日後の今日、28日で40名募集のところ30名弱の応募があった。その内訳は女性が男性をおおきくうわまわったことだ。
噂に聞いていたが、女性のフットワークのよさが目立つ。

一昔前なら、この手のイベントでは女性を集めるのに苦労してきた。女性料金を設けたり、知り合いの女性を口説き落として、半強制的に参加してもらう、といった苦労をしてきたのが嘘のようだ。


マスコミも注目 「畑で婚カツ」 [畑で婚カツ]

1月26日の朝日新聞・朝刊に「泥にまみれ素顔で「婚活」」というタイトルで、結構大きく、われわれが企画した「畑で婚カツ」イベントの紹介記事が載っていた。

地元の埼玉新聞も大きく取り上げ、イベント当日も取材に来る予定だとか。
読売新聞からも電話取材がきたので、2~3日後には紙面に載る予定だ。
ある程度、世間の反響も大きいと踏んでいたが、予想以上のリアクションで驚いている。

「畑で婚カツ」は埼玉県グリーン・ツーリズム推進協議会が主催し、われわれの「トコトコ農園」、飯能の「笑美亭」、宮代町の「新しい村」、春日部の米農家、浦和の農家をフィールドにして、これから本格的に埼玉県各地でイベント展開する計画だ。

まず手始めに宮代町の「新しい村」で2月28日(日)、男女各20名づつ募集して、
畑で汗をかき、昼食は各自の手作りピザを石窯で焼き、摘んだイチゴを使ってスイーツつくりを体験してもらい、その後お茶お飲みながら歓談してもらう。
当日1日限りのイベントで、参加費は男女とも5千円。
詳細と申し込みは新しい村のHPからか、Eメールで。

HP:http://www.atarasiimura.com
Eメール:nounoie@atarasiimura/com

「トコトコ農園」での「畑で婚カツ」は3月中旬のジャガイモの植え付け、4月のトウモロコシの種まき、5月のトマト苗の定植を予定している。それぞれ3ヵ月後の収穫時期にあわせ、自ら播いた作物を収穫してもらい、なおかつその場で自ら料理をして食べてもらう。
参加者全員が共通の目標をもち、互いに協力して作業をこなし、小さな生命が3ヵ月後に結実するのを自分の“目と手と舌”で確かめてほしい。

DSCF6954.JPGDSCF6901.JPGDSCF6932.JPG

土の中のイモに手が触れた瞬間、その大きさに単純に感動するはずだ。
トウモロコシは取ったその場で、生で食べてもらう。自然な甘さがなんとも優しく、おそらくこうした体験はめったにできない。
路地で栽培したトマトは陽光をいっぱい浴びて、ハウス栽培にはない生命の力強さをぷんぷん漂わせる。トマト本来の適度な酸味は、軟弱な「桃太郎」の甘さを蹴散らし、強烈な自己主張をする。

なお「トコトコ農園」での「畑で婚カツ」イベントの正式な募集案内は近日中にホームぺージで案内の予定。

「畑で婚カツ」の反応 [畑で婚カツ]

この企画案を思いつき、会う人だれかれとなくプランを話してみると、性別、年齢を問わず「面白そうだね、いいんじゃない」という好意的な反応をほぼ全員示してくれた。

高校のクラス会企画打ちあわせ幹事会の時も、話題としてこの企画を話してみたが、
孫もいる女性が「私も参加させて!」と言い出したときには思わずひっくり返りそうになった。「だって、若くて素敵なイケメン見てみたいじゃない」だって。未亡人になったときのことを想定しているのかと、勘ぐってしまう。

あくまで対象者にならないおばあちゃまの反応はさておいて、肝心の若い女性の反応も総じて良い。昨晩は「シルクロード研究会」のいつものメンバーが11名集まり、新年会を大久保駅前の「大連」といういつもの中華料理店で行った。

参加者の一人、三十路を超えたばかりのインテリOさんが、早速この企画に食いついてきた。いや、失礼、興味を示してくれた。その場で即参加が決まった。その隣の今春、卒業予定の若いIさんにも声かけしたら、OさんがIさんの参加に難色を示した。
「だってライバルが増えるのは困る!」のだそうだ。女心は微妙で複雑ですね。

2月28日(日)のイベント女性20名枠ははや、残り19名になりました。

「畑で婚カツ」イベント詳細決定 [畑で婚カツ]

昨日、「埼玉グリーン・ツーリズム推進協議会」の定例役員会が開かれ、正式に「畑で婚カツ」の第1回実施詳細が決定しました。

男女各20名づつの募集で、2月28日(日)に「新しい村」において行われます。
「新しい村」は東武伊勢崎線「東武動物公園」駅から徒歩15分の便利な場所にあります。
当NPOが毎年行っている「米作り体験」、「蕎麦打体験」の会場にしているところでもあり、さまざまな施設や農体験プログラムが整っているところです。

当日のプログラムは午前中、数種類の趣向を凝らした競技に参加してもらう「農リンピック」を行います。男女8名編成のグループを5つ作り、童心に帰って体を動かしてもらいます。賞品はお米、野菜、味噌、加工品などを用意します。もしかすると加工品の中には「ワイン」もあるかもしれません。お楽しみに!

11時からは午後のスイーツつくりの材料である「イチゴ摘み」を行います。
昼食は備え付けの石窯を使い、各人で本格的なピザをこね、焼いてもらいます。ピザ作りも男女をグループ分けして、仲良く作ってもらいます。
昼食の後は午前中に摘んだイチゴを使い、簡単なスイーツを作りハーブティーとともに食べてもらいながら、歓談してもらおうという趣向です。

DSCF6247.JPG68-1 ピザ釜.jpg

参加者が共同作業をすることで、自然に打ち解け、親しくなるための演出を考えています。
汚れてもいいようなラフな格好で参加してください。肩肘張らずにリラックスして参加してください。
農業体験のほんの入り口ですが、農作業の楽しさを味わい、野外での食事作りの面白さを堪能しながら、会話が弾むこと、絶対間違いなしです。

近々、「新しい村」のホームページ上で「畑で婚カツ」参加者募集が行われます。
<新しい村・HP http://www.atarasiimura.com/b_taiken/


「畑で婚カツ」情報 軍手もいろいろ [畑で婚カツ]

さて、足元が地下足袋と軍足でバッチリ決まったら、お次は手になります。

足に軍足とくれば、手には軍手、これ常識です。
畑の土で手が汚れるのを防ぐための手袋ですが、軍手にはもう一つ重要な働きがあります。農具や作物のとげのようなものから手を守る役目を持っています。
機能第一に作られた軍手は値段も安いし、丈夫です。しかし、弱点もあります。それはごつごつしていて、小さな種を一粒ずつまくときには軍手をはめていては出来ません。

そこで、手や指にフィットするような薄手のゴム手袋があります。
ゴム手袋のよさは、土や水を通さないため、手が全く汚れません。何度でも洗えばきれいに元通りになるので、繰り返し使えます。
しかし、いいことばかりでもなく、特に夏の暑いときなど汗で手袋の中がぐちゃぐちゃになり、これがなんとも気持ち悪い。しかも強烈な臭いがする。
高校のとき、剣道を選択科目でやらされて、防具の小手の臭いにははなはだまいりました。臭いが強烈で鼻が曲がりそうになるのです。

美人剣士の立ち振る舞いは凛々しくて、いっぺんにハートを奪われそうになりますが、
防具を取った直後、彼女の臭い手を想像すると、いっぺんに気が萎えてしまいそうです。
<臭いフェチの人にはたまらないかもしれませんが、私はトンと駄目ですね>

通気性が良くて、しかも土が入らないような手袋があればベストですが、その理想に近いのが「背抜き手袋・ウレタン樹脂加工」です。
これは手の甲の部分はすけすけ状態で、手のひら部分が樹脂加工されたものなので、水もはじき、土も入らないという優れものです。細かな作業も、手袋をしたままできるし、洗濯も出来ます。値段も一つ200円前後と手ごろです。いまのところ、これに勝る軍手はないものと思われます。

DSCF8259.JPGDSCF8260.JPG

ここまでは機能重視で話を進めてきましたが、「背抜き手袋・ウレタン樹脂加工」でおしゃれなプリントをしたものもあります。オーダー品なのでどの程度の価格なのかは不明です。

IMG_8892手袋.jpg

また、ガーデニングブームを背景に、多様な作業グッズが売られていますが、カラフルでおしゃれな「ガーデングローブ」も各種あるようです。

8421944 カラー手袋.jpg

「畑で婚カツ」  地下足袋を楽に手に入れる方法 [畑で婚カツ]

郊外のホームセンターには必ずといっていいほど地下足袋は売っている。

DSCF8256.JPG

わざわざ郊外に買いにいく手間が惜しければ通販という便利な手段がある。
地下足袋といえば「力王」だが、このメーカー、直販をしていない。ネットで「地下足袋 通販」と入力すれば、いくつか取り扱っているところが出てくる。
しかし、一つの商品に限定されて、あまり面白くない。もう少し探してみると、最近TVコマーシャルで、吉 幾三がキャラクターを勤める「ワークマン」がでてきた。
http://www.workman.co.jp/catalog/digicata/00001_44fm.htm


ここなら作業関連商品カタログに何種類もの地下足袋が紹介されている。
短靴式の地下足袋は履くのも簡単だし、値段も1千円以内だ。私ならこれをお奨めする。

DSCF8257.JPG

足袋だから靴下も専用のものがある。これは「軍足」といって、5足組みで299円と飛び切り安い。
地下足袋と軍足、セットで買って畑の土を踏みしめてみよう。コンクリートに革底靴の硬い感覚になれた人には土の柔らかさ、凹凸が足裏にじかに伝わって、心地よい。足元からジワジワと新鮮な感覚が昇ってくる。

やります、畑で婚カツ! [畑で婚カツ]

来春、埼玉県の各地でグリーンツーリズムの実践者たちによるイベント「畑で婚カツ」が実施される予定だ。

若い人たちに埼玉県の農業・林業を知ってもらうことを主眼にしながら、自然の中で文字通り「自然な男女の出会いの場」を設けようという狙いだ。
一例を挙げれば、3月にジャガイモを植えて、6月に収穫をする。自分が植えた種芋から3ヵ月後に立派な小芋がたくさん実る。
自分の手で芋をほりあげ、その場で湯がいたアツアツの芋にバターを塗って食べる。
男女が助け合いながら農業体験と昼食つくりする。自然には人の心を開放する不思議な力がある。ホテルやビルの一室で、限られたわずかの時間内に相手を知ることは難しい。

P1100799.JPGP1100862.JPGP1100890.JPG

他方「畑で婚カツ」は朝から午後まで共同作業を通して、親しくなることが可能だ。
一つの目標を持つことで気持ちも一つになるし、ともに達成感を味わうことが出来る。
おのずと仲間意識も芽生えてくる。それから先は当人同士次第である。

ここまではあくまで、企画する側の狙いでしかない。
そこで、30代の独身女性3人に集まってもらい、「畑で婚カツ」の企画案について、率直な感想、ご意見をうかがうことにした。

池袋メトロポリタンプラザ8階のオーガニックレストラン「はーべすと」で昼食をとりながら話を聞いた。
3人の女性のうち2人はフリーランスのアナウンサーで写真はNGという条件だった。その美しさをここで紹介できなかったのは残念だ。

DSCF8218.JPGDSCF8220.JPGDSCF8222.JPGDSCF8224.JPG

イベントの司会等の経験から、いまどきのイベント慣れした若い人たちへの対応について、こまごまと忠告をしてくれた。
参加者の年齢制限、集合場所と時間、場を盛り上げる演出法、料金など参考になる意見を多数出してくれた。
ただし、20代の女性は自分たち30代とは違った意見、見方があるはずだから、そこもはずさないよう意見を求めるべき、というもっともなアドバイスもいただいた。

年明け早々に、今度は20代の女性の意見を聞く予定だ。

畑で婚カツ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。