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カブトムシを育てるぞ! その後 [作業日誌]

埼玉グリーン・ツーリズム推進協議会理事メンバーの一人Mさんの家は西武秩父線の横瀬駅に程近いところにある。

横瀬といえば棚田で有名なところだが、その棚田に向かい合うような山の斜面に、一大観光農園「小松沢レジャー農園」がMさんの実家だ。彼はそこの跡取り息子である。

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「小松沢レジャー農園」<http://www.komatsuzawa.co.jp/calendar/view.htm>は観光ならびに体験農園としては大規模農園で、考えられる四季折々の体験・観光メニューは大概揃っている。
果樹から野菜・根菜類、これからの季節はイチゴ狩りで忙しくなる。子供から老人まで、年齢を問わず楽しめるような施設が用意されている。

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夏の目玉は夏休みの子供たちの定番、カブトムシとクワガタ採集である。
丸太を井桁に組んであるところにカブトやクワガタを放し飼いにしても、ほとんど逃げずにその周りで生息するらしい。

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そのMさんにカブトムシの育て方を聞いてきた。
カブトムシの幼虫は4~5回地中で脱皮を繰り返しながら成長していく。ちょうど今頃の幼虫は2回くらい脱皮したものだ。
カブトムシはいかつい姿に似合わずデリケートなところがあって、その土地の腐葉土以外で育てるのは難しいらしい。つまり今回のように、他の土地から幼虫をもらってきて、土が変わると微妙にストレスを感じて生育に支障をきたすことがある。

出来れば幼虫が育った土ごと運び、衣装ケースの中に10匹程度入れて、直射日光の当たらない、適度な湿度を保つような場所にケースのふたを閉じて、静かにおいておくのがベストだそうだ。時々、霧吹きを使い土が乾燥しないように注意する。

カブトムシにとって腐葉土は餌であり、快適なベットでもある。自分の糞で周りが汚れることをきらい、餌である腐葉土が不足すると共食いをしてしまうので、過密状態で幼虫を育てることは厳禁である。

せっかくカブト飼育用の箱を作ったが、完全堆肥化したあとで幼虫を入れたほうが良いというアドバイスを受けて、今回は衣装ケースで育てることに変えてみる。
箱は本来の堆肥囲いで使うことにした。

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コメント 4

cjlewis

へー、カブトムシって、そうやって育てるんですかあ。
立派に成虫になるといいですね。
by cjlewis (2009-12-12 10:52) 

ラブ

イチゴとカブト虫、お子さん達、大喜び
でしょうね。楽しそう。
by ラブ (2009-12-12 15:02) 

fraise

ここ、夏に行ったことがありました。
マスつかみ、カブトムシ、しいたけがりを
楽しみました。
イチゴもやっているんですね。
知らなかった・・・。
by fraise (2009-12-12 21:22) 

babu

カブトムシの幼虫は腐葉土を食べていたんですね。
何も食べていないのかと思ってました。
by babu (2009-12-13 00:41) 

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