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連休最後の日はサッカー観戦 [サッカー]

連休の最終日、埼玉スタジアムは5万5千人を越える観客の中で浦和が名古屋に久々に快勝した。

来月は南アフリカで4年に一度の世界最大のスポーツイベント、ワールドカップが始まる。
しかし今回のワールドカップに関して言えば日本国内ではイマイチ盛り上がりに欠ける。
岡田監督が就任当初に掲げた世界の4強を目指すという大風呂敷と日本代表の実力とのギャップにファンがしらけてしまったのかもしれない。

せめて予選突破をなんとしても成し遂げるぐらいにとどめておくべきだった。
サッカーファンの間でいまの日本代表が世界のベストフォーに食い込むと信じている人は誰一人としていない。
過去3回のワールドカップを見てきたファンの目は確実に肥えてきた。
日本代表のテストマッチのチケットが無条件で売れ切れた時代は終わった。カリスマ性の乏しい岡田監督には、トルシエ、ジーコ、オシムのスター監督のような監督個人の魅力で客を呼ぶことは出来ない。
監督でも選手でもファンの注目を集められない、それがワールドカップへの期待と盛り上がらない大きな原因だ。

岡田監督のベストフォー発言は沖縄の普天間基地問題に対する鳩山首相の甘い認識と根元のところでよく似ている。
ヨーロッパ各国リーグ戦の質的高さを日常的に見ているファンが多数存在し、Jリーグの地域密着度も確実に上がってきて、埼玉スタジアムは5万超のファンを集めている。
代表よりもわがチームの応援に熱中するファンが増えてきた。代表よりもクラブへの関心が高いのはサッカー先進国であるヨーロッパの特徴である。

日本のサッカーファンの意識も欧州並みになったとすれば、日本サッカー協会の幹部や代表監督のほうが置いてきぼりを食っているのだろう。

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