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カラス撃退はテグスが最適 [畑の風景]

キュウリができ始めた頃、連日鳥による被害を受けた。鋭いくちばしで中身をえぐられ、無残な姿をさらしていた。

知人のIさんによれば、雉の可能性が高いという。そこでキュウリの畝の周りに、地上30センチの高さで釣り糸(テグス)を張り巡らした。雉は空から飛来するのではなく、地上から近づいて、キュウリを食べる。

それ以後、キュウリは一切被害にあっていない。
甘いトウモロコシも鳥の格好の餌食になる。小型の鳥から、大きなカラスまで虎視眈々とトウモロコシを狙っている。

キュウリと同じように四隅に支柱を立てて、50センチ幅でテグスで下から上に3箇所囲った。天井部分はクロスしてテグスを張った。

こんな隙間だらけではたして鳥を防ぐことができるのかと感じたが、どっこい、鳥は羽に異物が触れそうになるのをきらい、近づきもしない。おかげでトウモロコシは無事育っている。

カラスは目がいいし、色も人間並みかそれ以上に識別できる。カラスは人の顔、模様や形の違いを識別できる。何しろ犬よりも賢く、カラス対策グッズはほとんど3~5日で見破られ、役に立たなくなるという。
学習能力が高いから、人間が仕掛けるさまざまなグッズの本質を見破ってしまう。やはりテグスに勝るものはないといいうのが結論。

いまのところ頭のいいカラスにはトウモロコシに目をつけられていないが、突然狙ってくるかもしれない。テグスを通り抜けるルートを見つければ、そこから持ち前の学習能力を発揮して、何度でも進入してくる。
そんなときにはどうすればいいか?これから先は人間とカラスの知恵比べになる。

杉田昭栄著「カラス なぜ遊ぶ」(集英社新書)には人間がカラスに勝つ方法を示唆してあった。
それを試さずに済むことを願うばかりだが・・・。

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