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続・カラスの撃退法 [畑の風景]

市販のカラス撃退グッズの効果は3~5日と昨日書いた。

視覚や聴覚に訴えるグッズは学習能力の高いカラスにとって、身に危険を及ぼすかどうかの判断に要する時間は少なくてすむ。特に効果があるという周囲の噂で同じグッズを地域一帯で使えば使うほど、カラスの判断力はかえって研ぎ澄まされていく。
撃退グッズの商品寿命はカラスの経験知が人間の知恵を上回ったときと重なる。いたちごっこである。

カラス撃退の最も効果的、かつ経済的な方法がテグスであるが、完璧を期するならカラスの進入経路を突き止め、その進入路を遮断するようなテグスの張り方を工夫すればいいらしい。
具体的には2本の柱を立てて、その間に50センチくらいの間隔で上下2~3本テグスを張れば、作物にすら近づかない。
カラスの習性として、獲物を狙うときは直接襲うのではなく、一旦周囲の高い場所に位置取りし、安全を確認して、その場所から飛来するという。その飛来経路を邪魔してやるのだ。

もう一つはカラスの学習能力、記憶力を逆手に取った、いたってシンプルかつ原始的方法である。
使う道具は昔懐かしい「パチンコ」である。「案山子」と見間違えるよように、じっと身動きせずにカラスをおびき寄せ、十分な射程距離に近づいたとき、やおら「パチンコ」で石つぶてを見舞ってやる。
カラスはこの経験を1年以上は持ち続け、絶対に近づかないという。

前者は知的方法、後者は遊び心をくすぐる方法。あなたならどちらを選びますか。
私はもちろん後者だ。

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