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マレーシア物価事情<マレーシア旅行・4> [旅行]

えらそうな経済レポートではけしてない。

マレーシア旅行を経験した人なら、誰でも周知の事実で、しかも自分自身の行動半径の中での物価事情であることをお断りしておく。
マレーシア滞在中、食事はすべて外食で済ませたが、庶民レベルでの朝食、軽い昼食のおおよその目安は1食につき6リンギ程度だから200円もしない。

大型ショッピングモールに入っている庶民レベルでの昼食のおおよその値段は15リンギ程度で450円前後だから、少し高い。同じ庶民でも少し所得の高い層のようだ。
バイキング方式の店で何度か食事をしたが、どういう料金システムなのか理解に苦しむことがあった。

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まず、主食であるご飯(当然、パサパサのインディカ米)を大皿に盛ってもらう。20種類以上ある副食をめいめいにとりわけ、レジで精算してもらう。ここまでは日本のシステムとなんら変わりない。
変わっているところは、例えばハムを1枚取った場合と3枚取った場合も、どうやら同じ値段のようなのである。つまりとった量ではなく種類によって値段をつけているようだ。

経済的なバイキング方式レストラン利用術は言うまでもなく、種類を少なく、取り分ける量を多くすることで、値段は随分違ってくる。

KLは無人運転モノレールが5分おきに運行されて、大変便利でなおかつ料金がやたらと安い。1リンギから2リンギの範囲で市内を移動することが出来る。タクシーも初乗り料金が3リンギだから100円にも満たない。ただし、感覚的にはタクシーの半分がメーター走行をしてくれない。正真正銘の法律違反だが、野放し状態で正規料金の倍は吹っかけられる。といってももともとの料金が安すぎるから200円程度でいけるところを400円請求されるという程度だ。

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KL市内に走る自家用車は日本製とドイツ製、そして2社の国産車メーカーの車が大半だが、1台300万円というから富裕層しかマイカーはもつことが出来ない。
庶民は先ほどのモノレールか、長距離移動はこれまた信じられないくらい安い高速バスをもっぱら利用している。

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KLから全国各地へ向かうバスターミナルからマラッカ観光に、その高速バスを利用した。
かなり大きなバスターミナルビルに一歩足を踏み入れると、そこはある種異様な世界だった。バス待ちのフロアーにはいろいろな食べ物屋が並んでいる。長距離旅行の前に腹ごしらえをするための食堂である。
そこに集まっている人の顔はさまざまだ。中国人、隣国の東南アジア系、インド人、ほりの深い顔立ちの中東の人、大きなリックを背負った白人、そしてマレー人。
人種の坩堝だ。もしかすると日本人はわれわれだけだったかもしれない。

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コメント 4

pace

メルセデスのマレーシア工場の稼働は古いですよね
by pace (2010-03-02 01:20) 

山子路爺

インディカ米が苦手です。
by 山子路爺 (2010-03-02 12:53) 

くまら

種類で料金が?
量は関係ない・・・なんて理想的^^
by くまら (2010-03-02 19:22) 

淳司

物価・・・
中国でも感じましたが、
メチャクチャで理解出来ませんよね・・・(@@)?
でも・・・
中国人はみんな、良い車に乗ってるんですよねぇ?
by 淳司 (2010-03-03 05:26) 

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