ニンジン料理 「イカニンジン」 [レシピ]
「イカニンジン」は福島県の郷土的料理でニンジンに細切りのスルメと戻しひじきをあわせた簡単料理です。
私の母親が福島県出身で、この料理は正月の定番料理として私にとっての代表的「お袋の味」のひとつです。
ニンジンのシャキシャキ感、噛み応えのするスルメ、柔らかく戻したひじきとの微妙なハーモニーが楽しめます。
この料理が何故正月なのか、母親の説明によると正月7日間は餅三昧の生活で、栄養バランスを考えた先人の知恵ではないかとういうもの。
正月といえば年年歳歳、昔のような正月らしさが失われてきました。
その理由の第一はやはり「ハレ」と「ケ」の区別がつかなくなったことが挙げられます。
正月の楽しみは1年で最も贅沢な食べ物が食べられること。しかし、飽食の時代が長く続くと、いまやおせち料理はけして「ハレ」の食事ではなくなりました。
伝統的な煮物中心のおせち料理はむしろ現代人にとっては「ケ」の部類に入ってしまうのでしょう。
正月らしさを失わしてきたもののなかには、スーパー、コンビニの存在があります。
私の知る限り正月三が日は店という店はすべて営業しておらず、食べるものといえば、ひたすら毎食、餅を食べていました。その代わり、街には非日常的な静けさと澄み切ったきれいな空気を手に入れることができました。
餅を食べながらイカニンジンとおせち料理の残りをつまむ、そういう生活が三日間続き、
肉も魚もない精進料理オンパレードな潔斎沐浴の生活を送っていました。体の内側から清めているような感覚です。
「イカニンジン」のレシピハはいたってシンプル。
<材料>
スルメの胴体部分、ニンジン2~3本、長めのひじき、醤油、酒、味醂
<調理法>
1、スルメは足は使わず、胴体部分をはさみで適当な大きさに切りそろえる(松前漬けのスルメでは細すぎるの
でもう少し太めで)
2、ひじきは水で戻す
3、ニンジンはスルメと同じ大きさにそろえる
4、醤油、酒、みりんを1:1:1にあわせ、スルメ、ヒジキ、ニンジンをいっぺんに入れて、冷蔵庫で保管
私の母親が福島県出身で、この料理は正月の定番料理として私にとっての代表的「お袋の味」のひとつです。
ニンジンのシャキシャキ感、噛み応えのするスルメ、柔らかく戻したひじきとの微妙なハーモニーが楽しめます。
この料理が何故正月なのか、母親の説明によると正月7日間は餅三昧の生活で、栄養バランスを考えた先人の知恵ではないかとういうもの。
正月といえば年年歳歳、昔のような正月らしさが失われてきました。
その理由の第一はやはり「ハレ」と「ケ」の区別がつかなくなったことが挙げられます。
正月の楽しみは1年で最も贅沢な食べ物が食べられること。しかし、飽食の時代が長く続くと、いまやおせち料理はけして「ハレ」の食事ではなくなりました。
伝統的な煮物中心のおせち料理はむしろ現代人にとっては「ケ」の部類に入ってしまうのでしょう。
正月らしさを失わしてきたもののなかには、スーパー、コンビニの存在があります。
私の知る限り正月三が日は店という店はすべて営業しておらず、食べるものといえば、ひたすら毎食、餅を食べていました。その代わり、街には非日常的な静けさと澄み切ったきれいな空気を手に入れることができました。
餅を食べながらイカニンジンとおせち料理の残りをつまむ、そういう生活が三日間続き、
肉も魚もない精進料理オンパレードな潔斎沐浴の生活を送っていました。体の内側から清めているような感覚です。
「イカニンジン」のレシピハはいたってシンプル。
<材料>
スルメの胴体部分、ニンジン2~3本、長めのひじき、醤油、酒、味醂
<調理法>
1、スルメは足は使わず、胴体部分をはさみで適当な大きさに切りそろえる(松前漬けのスルメでは細すぎるの
でもう少し太めで)
2、ひじきは水で戻す
3、ニンジンはスルメと同じ大きさにそろえる
4、醤油、酒、みりんを1:1:1にあわせ、スルメ、ヒジキ、ニンジンをいっぺんに入れて、冷蔵庫で保管
福島の正月定番料理はイカ人参なんですね。。。
青森は人参の子和えです。
千切りにした人参とタラがいっぱい採れ、美味しい時期なので、たらのこと煮和えます。
美味しいですよ!
by mutumin (2010-07-22 08:51)
あっしが幼少の頃を過ごした福岡では 正月もそれ以外のハレ時も 必ず「がめ煮」という 鶏肉といろんな野菜の入った煮物でやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-07-22 18:23)
mutumin さん
たらこ入りとは贅沢ですね。ヒジキとは大違い。
by nougyoujin (2010-07-22 22:08)
ぼんぼちぼちぼち さん
がめ煮とは筑前煮とは違うものですか?
by nougyoujin (2010-07-22 22:09)