SSブログ

今年最後の「畑で婚カツ」 [畑で婚カツ]

今年5月からはじめた「畑で婚カツ」は11月21日(日)の第4回目で今年の予定をすべて終了した。

出会いを求める若い人たちの熱意とその多さにあらためて新鮮な驚きを感じさせてくれた1年だった。
全般的にアウトドア派の人が参加し、趣味趣向の似通った同士のためか、互いに打ち解けるのにそれほど時間がかからなかったようだ。
「お気に入りカード」を最後のフリータイムで渡し、お目当ての人を書き込んでもらうのだが、毎回3~5組のカップルが誕生する。ほかの「婚活」イベントの内情は知る由もないが、かなり高いカップル誕生率のようだ。

主催する側として常に心がけるのは、参加者同士が互いの顔と名前を一致できるような工夫と演出を練ることである。
午前10時から午後3時までこの手のイベントとしては比較的長時間を費やしているが、それでも20人前後の参加者全員の顔と名前を一致させるのは意外に難しい。

開始早々に「2分間自己PR」を行うことにしているが、参加者にはそれなりに高い心理的ハードルを課すことになる。しかし、場の雰囲気は明るくなり、親和的ムードをかもし出すことには効果的である。
昼食は原則、参加者自身に調理をしてもらっている。全員協力して食事を作り、その間にコミュニケーションが自然にとれるよう、しむけることが狙いである。種まき、収獲の簡単な農業体験も狙いは同じだ。

昼食後はさらに親密さを引き出すのために簡単なゲームを行う。リラックスしたところでフリータイムを1時間設け、互いに気になる人にアプローチして自由に話をしてもらう。
しかし、このフリータイムはいわば最後の仕上げとなるのだが、これが一番気を使い、難しい。
自己PRから昼食を挟んで農作業、ゲームまではいわば主催者が敷いたレールであり、参加者はそのレールの上に乗っかっていれば良い。

ところが、レールがはずされた途端、何をして良いのか戸惑う人が多いのである。あれだけ和気あいあいと会話をしていた参加者の空気が一変するケースがある。
今回がそのいい例だった。会話が長続きせず、参加者から助け舟を求められ、仕切り役までやるはめになった。
いい意味で参加者の中に一人でも仕切り役を果たす人がいるといないでは、雰囲気ががらりと変わる。いわば参加者頼みの一面は否定できない。フリートークが盛り上がるような仕掛け、演出が必要になってくる。前2回は恋愛相性ゲーム、血液型相性診断ゲームをもとにして、相性の良い組み合わせでグルーピングしたが、それぞれの話題を引き継ぐように会話が盛り上がっていた。

ここいらあたりがどうもヒントになりそうだ。

写真は上から土産で持ち帰ってもらうイチゴの苗をほる参加者。結構な量になった苗。一人で5袋も持ち帰った人もいた。小松菜の種を植える畝の準備。種まき後、トンネルを架けて終了。

DSCF0378.JPGDSCF0400.JPGDSCF0425.JPGDSCF0440.JPG
nice!(19)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 19

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。