SSブログ

3年目の記念に食事会を催す [作業日誌]

4月9日(土)、前日からの天気予報では午後から雨でしたが、記念食事会は少々の雨なら予定通り実施と決めていました。
しかし、9時過ぎからぽつぽつと雨だれが落ちてきます。ブルーシートを日陰棚を覆うようにして架けました。
集合の11時を待たず三々五々、会員が集まってきます。小さな子供連れの会員、二組もやってきました。

DSCF0796.JPGDSCF0799.JPG

雨を覚悟して食事の準備を意識的に早め、11時過ぎにはうどん入りハクサイスープが出来上がりました。
今回もメイン料理は蒸篭で蒸した由緒正しい、正調赤飯です。出来は最高、いつものレンジでチンの赤飯
とは似て非なる食べ物です。一粒、一粒が適度に水分を含み、あのべチャットしたつぶれかけの赤飯とは全く別物。なぜか赤飯にはごま塩が合いますね。誰が最初にごま塩をかけてみたのでしょうか。ノーベル赤飯賞をあげたいくらいです。

DSCF0792.JPGDSCF0793.JPG

湯を張った寸胴鍋と二段の蒸篭の間に真ん中に穴のあいた蓋(正式名は不明)をかませます。鍋の蒸気を細大漏らさず蒸篭へと導くのが蓋の役目ですが、少しの隙間があると十分な蒸気を送り込むことが出来ません。
そこで鍋と蓋の間に出来る微妙な隙間をアルミホイルでしっかりふさいだ結果、見事な赤飯が出来上がったという次第です。赤飯を担当してくれるのは女性会員のMさんとHさんのお二人。赤飯作りに関してはプロの腕に近づきつつあります。

DSCF0795.JPGDSCF0800.JPG

農園の次回の行事は「春の収穫祭」です。ちょうどジャガイモの収獲にあわせて行っています。そのジャガイモですが、ぽつぽつながら新芽が顔を覗かせてきました。


福島原発から31キロ圏内から [身辺雑記]

福島県田村市に永住している田舎暮らしライターの山本一典氏は「田舎くらし」セミナーの講師としてお世話になった人です。

田村市はタイトルにあるとおり原発から31キロ圏内にあります。地震発生から10日間は通信不能で、彼のブログもこの間は休止していました。その後、通信の回復と同時に毎日更新をしてます。
それを読むとマスコミ情報とは随分違った状況がわかってきます。

具体的な内容は下記のブログを読んでみてください。


http://www.geocities.jp/miyakozi81/

がんばれニッポン、がんばれ農業人 [身辺雑記]

なんやかんやといそがしく、記事のアップが出来ませんでした。

この間、福島原発の状況は一進一退で、残念ながら問題のクリアーまでに月単位で時間がかかりそうです。

放射能汚染による風評被害が広がっていますが、この件でぜひ皆さんにお願いしたいことがあります。

汚染されていない農作物、漁獲物までが買い控えられ、他方では心配のない水道水を敬遠して飲料水を買いだめする人がいます。

義援金募金を呼びかけるその一方で風評にそそのかされて、農業、漁業に携わる人たちに鞭打つような買い控え行動をする人がいます。
風評による買い控え行動は結局、被災地、被災者いじめに加担していることを自覚してください。

昨年秋に取れた鮭、米が放射能汚染されていると信じている人がいるとすれば、笑止千万です。ちょっと頭を働かせれば、なにが危険で、なにが安全かはすぐにわかること。

私の母の友人で今年96歳になるおばあさんが、茨城産、福島産の野菜を選びだして買っています。とりわけ頭脳明晰な人ですが、まだまだ日本はすてたものではないなと、元気をもらいました。




日本は原発大国ではなかった? [身辺雑記]

原発大国、あるいは原発先進国と評価されるフランス。
そのフランスから原発事故にめっぽう詳しい専門家が福島原発の汚染水処理を期待されて訪日した。

フランスの電力の8割弱が原発で賄われている。かたや日本は3割弱。しかし原子力発電所の数はフランス59、日本54とそれほど差がない。

本当のところはよくわからないが、事故処理に関するノウハウの蓄積はフランスが断然上らしい。
とすれば、日本の原発関係者(三菱、東芝、日立といったメーカー、監督官庁、東電)はこれまで何をしてきたのだろうか?

ロボット大国と自負する日本だが原発処理のための遠隔操作ロボットの制作などお手のものだろう。
でも今回の事故処理では遠くフランスから借りてくる。なんというお粗末!

原子力ギルドといわれる原発関係者集団。この際、このギルドを徹底的に暴くべきだろう。

原発も電気がなければただの箱 [身辺雑記]

今回の計画停電であらためて気づかされたのが、私たちの生活の半分は電気に頼っているという現実。
家計支出に占める電気、ガス、水道のおおよその割合は5:3:2です。
ただ実際はガス暖房もファンをまわすために電気に頼っている。お風呂はガスで沸かすが、風呂釜は電気でコントロールされている。石油ストーブは大半がファンヒーター式だから風呂釜同様電気でコントロールされている。

そして電気を作っている原発もやはり電気でコントロールされている。灯台下暗し、というやつで自家発電用の電気が自分でまかなえないという悲喜劇。地震大国の日本は全国にある原発が巨大直下型地震に見舞われ、電源設備が壊滅的にやられた途端、今回の福島の二の舞になる。

原発は安全性さえ確保できれば火力・水力発電より経済効率ははるかに高いというが、今回のこの状況を見る限り東電が事実上倒産するほど膨大な経済損失を生じせしめる。マクロで見ればどちらが経済効率が高いかは一目瞭然だ。

目先は少々コストがかかっても火力発電に戻すという選択肢もある。石油は今後50年、人によっては100年の埋蔵量があるといわれている。使われなくなった石炭もまだまだある。二酸化炭素を極力出さないような技術開発をすすめながら、という条件付で原発を見直す時期に来ているのかもしれない。

同様にこと日本に限っての事だが、日本の森林は有効に使われていない。誰も山を手入れしないから、荒れ放題になっている。山林整備で切り出された雑木はチップにしてわざわざお金をかけて焼却処分している。
日本の山林の特色は切っても切ってもその後からすぐ再生するほど生命力が強いことだ。きわめて少数派だが木材チップをペレット状にした燃料でストーブが使われている。

現代はエネルギーを電気に偏りすぎている。その電気は原発でこれからも賄おうとしているが、リスク分散の意味でもいろいろな選択肢があってもいいだろう。

何でもかんでも中止 [身辺雑記]

4月2日(土)はお隣、狭山市にある健康センター「サピオ」の前広場でイベントを予定していたが、諸般の事情で中止になった。
「トコトコ農園」も「サピオ」からの誘いでイベントに参加する予定だった。有機野菜などを販売する手はずだったが、やむなしだろう。

4月2日と3日は隣接する桜の名所「稲荷山公園」の桜祭りで、「サピオ」のイベントはこれに引っ掛けて計画していたが、幸いというか桜もまだつぼみの状態で花見どころの騒ぎではない。
世の中全体が浮かれることに後ろめたさを感じて、自粛状態が続くが、昨夜のサッカーは真剣勝負に徹して見ごたえがあった。

今度の土曜(4月9日)は「トコトコ農園」の開園3年目を記念した食事会を予定している。酒を飲みたい人は持参でどうぞ、とアナウンスしている。会員の中には予定していたイベントが総て中止で、唯一行われるのが「トコトコ農園」のイベントで、たいそう楽しみにしている様子だ。

恒例の赤飯と収獲したハクサイ鍋をメインに、アルコールは最小限に抑え静かな野外食事会になるだろう。

今回の大災害で分ったこと、わからないこと [身辺雑記]

ここのところ、大地震に関することが続きます。
未曾有の大災害でよくわかったこと、それは・・・

1、民主党の政権担当能力のなさ
2、東電ならびに原子力安全・保安院のリスク管理能力のなさ
3、買いだめする人の心理の怖さと弱さ

よくわからないこと、それは・・・・
1、大事故の責任者である東電社長は何故、公式謝罪をしないのか
2、米軍の軍事衛星写真を何故日本政府は公表しないのか
3、オール電化を販売しておきながら、肝心の売る電気がないこと
4、基準値は超えてるが、安全という政府の根拠
5、風評被害を引き起こすような政府の発表
6、計画停電で何故停電しない地域があるのか
7、ガソリンスタンドとスーパーは今期どれほどの利益を出すのか
8、大災害が原因で儲けた企業と損した企業

被災経験のある関西の方へ [身辺雑記]

私の周りで東北地方の被災者支援の具体的ないい方法を知りたがっている人が相当数います。

しかし、いまのところ義捐金、救援物資の提供くらいしか思い浮かびません。間接的的支援についていえば、ガソリンや食糧の買占め、買いだめをしないこと。考えられるのはこんな程度の支援策しかありません。もどかしい限りです。
思い浮かばない理由は自分が被災者当事者ではないので思い浮かばないという一面もあるかと思います。

そこで関西にお住まいの方で、神戸の震災で避難所暮らしを体験した人はご自分のブログで、どんな些細なことでもいいので、経験談を発信したらいかがでしょう。
残念ながら、被災者たちの多くは通信手段が確保できずに肝心のブログにたどり着かない可能性が多いと思います。しかし、被災者の親戚、友人、知人から被災者へ伝わる可能性があります。

また、具体的支援が思い浮かばない私のような人たちが、そこから何かいい支援策を思い浮かべられるかもしれません。
万が一の可能性があればトライする価値はあると思います。どうでしょう、関西のかたがた。

関連してTV局はこの時節柄、企業が宣伝できず、あいた時間帯を無料の公共広告を出し続けて穴埋めしています。
もう、仁科明子もオシムも食傷気味です。TV局にはこのことに対して不満の電話が入っているらしいです。仁科明子もオシム本人も迷惑を感じているかもしれません。
時間の無駄使いをして、視聴者に非難されるくらいなら、避難生活のノウハウを公募して放映したらいかがでしょう。


スペシャリストの見解 [身辺雑記]

とうとうというか、やはりというか茨城県産路地栽培のホウレンソウから食品衛生法の暫定規制値の7倍以上の放射性ヨウ素が検出されたことが明らかにされた。

食品衛生法では放射能汚染を規制する基準がなく、政府の原子力保安委員会が示した「摂取制限に関する指標」を厚生省が暫定的に採用したが、その結果が茨城産ホウレンソウが基準を大きく超えた検査結果として発表された。マスコミ報道では在野の大学教授らスペシャリストは長期間の継続的摂取をしない限り健康被害には結びつかないといっている。

しかし、消費者の立場からすれば汚染されていない野菜があればそちらを選択するのは至極当然だ。しかし県の方針で汚染野菜の出荷自粛を求めらた農家はそれに従わざるを得ないため、茨城の生産農家には選択の余地はない。

一体全体、摂取制限に関する基準値とはなんなのか?
原子力保安委員会のスペシャリスト集団と厚生省の医学スペシャリスト集団の技官がともに人体への健康被害を考慮して示した基準値を在野の大学教授や研究所所員らスペシャリストたちが安全基準を大きく超える数値を条件付で問題なしと判断している。

素人である私たちはどちらの見解を信じたらよいのか、さっぱりわからない。
この混乱が風評被害にさらに拍車をかける。一旦風評が広まれば我先にと安全性が確かな野菜に飛びつく。
この流れは残念だが誰にも止められない。

社会的影響力の強い立場に立つスペシャリストといわれる人たちの責任は重い。十二分に熟慮したうえでの公表、発言を願いたい。

車から自転車へ [作業日誌]

東北関東大地震から1週間がすぎて、いまなお関東地方も地震の後遺症によって日常生活が窮屈になっています。防災関係の品はあいも変わらず不足気味で、特にガソリンが手に入りにくくなったままです。
ガソリンスタンドには給油を求めて長蛇の車の列に、片側一車線の道路がふさがれ、直進したい車を巻き込み、あちこちで大渋滞を引き起こしています。
加えて計画停電で信号機の大部分が機能せず、交差点の通過は恐怖です。交差点事故が何件かおきているようです。

今日19日は土曜グループの作業の日ですが、ガソリンの残量が心もとなくなり、3名を除く全員が自転車で畑に来ました。なかには途中、自転車店に立ち寄って、新車で来る人も二人ほどいました。うち1名の女性会員、Aさんは作業があらかた終わった11時過ぎにやってきて、お茶を飲み、焼き芋をほうばり、形だけの作業を手伝い、早々にコマツナの収穫物をゲットして帰っていきました。

私も久々に自転車できましたが、車とは10分ほどの違いで、自宅から25分しか、かかりません。今日は幸い、気温も高く快適なサイクリングでした。ほかの人も似たり寄ったりで、車利用より所要時間は意外に差がなく、ガソリン不足が終息しても、天気の良い日は自転車で畑に来る人が多くなりそうです。

運動不足の解消とエコライフの実践という二つの利点もあるので、自転車転向派が主流になりそうな気配を感じます。


計画停電で思うこと [身辺雑記]

地震の影響で東京電力がドタバタで発表した「計画停電」だが、なんとも稚拙な対応策できわめて評判が悪い。
 
評判の悪さの原因は時間的余裕のなさを割り引いても、事前告知のタイミングと告知内容が十分練られた最善策とは思えないことにある。

東電と政府間でリスクコミュニケーションがきちんととられていたかという疑問。
福島原発事故の公式発表を聞いていると情報の一元化不足による情報の錯綜、情報そのものの信頼性への疑問、一般人が理解できるような情報内容が内部で検討されていたかの疑問、公式会見者のコミュニケーション能力不足、これらは「計画停電」対応策にも現れている。

印象としては東電側が一方的に対応策を押し付けてきたように感じる。即刻対応に重点が置かれすぎて、きめの細かい、配慮の行き届いた対応策には到底思えない。
東電側の事情に合わせ機械的に計画を立てたようだ。電力業界と同様、鉄道業界もまた社会性が高い。事前に鉄道各社と十分な検討をした形跡が見て取れない。一般家庭も公共施設も被災地域も、公共交通機関も総て機械的に一律に線引きしたようだ。

電力を受け取る側にはそれぞれ事情と要望がある。それを逐一聞いていては収拾がつかないというトップの判断が影響しているのだろう。日本の産業を支えてきたという電力業界の自負とおごりが見え隠れする。上から目線というか「素人は黙って指示通りに動けばいいんだ」、そんな居丈高な意識がありやしないか。

よく言われることだが、全世界ひろしといえど、大災害や大事故など社会が騒然としたとき、いわゆる火事場泥棒的な略奪・暴動を引き起こさないのが唯一日本だけである。相互扶助の精神が日本社会の伝統であり、美徳であり、社会的な強さになっている。裏返せば日本ほど自助努力を惜しまない社会はない。自己責任、自助努力は欧米の専売特許ではけしてない。

東電は今回の「計画停電」策を立案するに際し、日本社会の特性を見誤った。
結論を急げば、東電は供給総量(能力)を地域社会全体にきちんと開示し、需要量とのギャップを数字で示すことだ。需給ギャップを埋めるのは電力を受け取る側に基本的にはゆだねるべきだ。東電がやるべき事は地域社会全体で具体的な数値目標と対応策を、企業、公共機関、商業施設、一般家庭別にきめ細かい指示をだすだけでよい。
あとは個々の自己責任と自助努力と相互扶助に期待すれば「計画停電」はうまくいくはずだ。






大地震直後の作業 [作業日誌]

雨どいとドアをつけて育苗温室が完成したのが3月11日、午後1時半。

家に帰ってコタツでくつろいでいると、あの忌まわしき立て続けの2度にわたる大地震で飛び上がらんばかりの衝撃を受けた。

津波警報が出てまもなく、未曾有の大津波が東北から北関東までの広域に押し寄せ、あとは説明するまでもない惨劇情報が陸続と流されてくる。仙台とその南の亘理町には私の母方の兄妹の従兄弟がいる。
固定電話も携帯もつながらず、二人の安否はわからない。Gooの災害伝言板に従兄弟の兄のほうの氏名を入れると彼の娘との間で安否確認をしている情報がでてきた。
亘理町に住む兄のほうの従兄弟は無事であることが判明した。その娘の携帯番号とメルアドが掲載されているので、さっそくメールを娘に送った。その際、仙台に住む妹のほうの従兄弟(娘にとっては叔母にあたる)の安否も聞いてみた。すぐに返信メールが来て、二人とも無事であることがわかり、ほっと一安心である。

地震発生の翌日は土曜グループの作業日だが、都内の会社に勤務している会員もいて不参加の人が目立つ。新しい2反の畑に堆肥を入れる作業をこなし、その後、スイカとカボチャにトマトの種を播き、さっそく真新しい育苗小屋に入れた。

室内はぽかぽかと暖かく外気と4~5度は違うようだ。


DSCF0756.JPGDSCF0757.JPG


育苗温室を作る<その3> [作業日誌]

前回は屋根に波板を張り、完成したところで終了。

今日(3月11日)は最終工程で周囲の壁に波板を張り、最後にドアを作り取り付け完成させる。
朝9時に集合すると、Yさんから屋根の修正を提案された。屋根の勾配をもう少し急にしないと雨水が流れにくい。そのため単管と垂木の間にもう1本、木材をかませたほうが良いという。屋根にバケツの水を流すと確かにあまり流れはスムーズではない。
たいして時間と手間を食う作業ではないので、そのとおりに修正作業に取り掛かる。今度は水の勢いもあり、気持ちよく流れ落ちる。

次は壁となる部分に横木を3箇所通し、その上から波板を貼り付けていく。各コーナーの隙間をふさぐには、あまった波板を半分に切り、コーナーを包み込むようにして取り付けた。

最後は高さ2000センチ、幅1200センチのドアフレームを垂木で作り、そこに波板2枚を貼り付け、フィンチを取り付け完成させた。
火曜のフレーム組み立てから、屋根、壁、ドア、雨どい、と作業を続け金曜に完成させたから、延べ4日、実働時間は3日間という最速作業だった。

明日からはさっそく夏野菜の種をポットに播いて育てることにする。育苗温室内はぽかぽかと暖かい。

DSCF0743.JPGDSCF0744.JPGDSCF0752.JPG

使えない、携帯電話 [時事]

午後2時過ぎ、育苗温室を完成させて、2時前に家に着く。

2時半過ぎ、地震らしい揺れを感じる。しばらくすると大きく揺れる。それでも、普段より大きいかな?という程度。

たまたま、午後有給をとって帰ってきた娘とコタツに入っていると、激しい横ゆれが続き、これは尋常でないと思い、玄関にでる。地面がゆがんだように揺れている。上を見上げると電信柱が小刻みに左右にゆれている。前のお宅の母娘が、庭に出て手をとりながらしゃがみこんでいる。そのお隣のおばちゃんも、真っ青な顔をして道に飛び出てきた。

大きなゆれはおさまったようなので、一旦家に入る。リビングの電気のかさがまだ大きく揺れている。揺れはまだ続いているようだ。

二階の自室に上がってみると、本棚から数冊飛び出し、真下に置いてあった君子蘭の太い葉を3枚ほど引きちぎっていた。クリアファイルも1冊、パソコンの上に落ちていた。
テレビを点けると宮城沖が震源でかなり大きな地震らしいことが判明。急に都内に住む母の安否が気になって固定電話、携帯を使い立てづづけに連絡を取るにも、全く通ぜず。その後、息子の携帯にも連絡を取るが、やはり通じない。そうこうしてると、再び大きなゆれ戻しがきた。慌てて階下に降りてまた玄関に出てみた。先ほどと変わらないくらい大きな揺れだ。

しばらく固定電話をかけ続けたところ、母と連絡が取れた。かなりゆれたが、特に大きな被害はないという返事にほっとする。たんすの上においていたガラスケース入りの人形が落ちて、ガラスが割れた程度だった。

息子への連絡はあいも変わらず、通じない。22時過ぎにやっとこちらの携帯に連絡が入る。丸の内を出て品川駅前を歩いて、横浜の自宅にむかっているという。
娘は自宅に帰っていて、その直後に地震にあったので、ラッキーだった。そうでなければまだ勤務先に泊り込むような事態になっていただろう。

PCのツイッターを開くと、断片情報だが帰宅できない人向けの公共施設、お店の開放状況を頻繁に教えてくれている。これは助かる。

東北地方の皆さん、被害状況はいかがですか? あっ、またゆれた。しばらくは不安な状況が続くかもしない。
こういうときは周りの人と声掛け合い、不安を紛らわすようにしたほうが良い。


育苗温室を作る<その2> [作業日誌]

単管を組み合わせて育苗温室の骨組みが出来た。

その翌日、大井町の巨大ホームセンター「トステムビバ」に波板、垂木、横木用の平板、単管と垂木をつなげる箱バンセン、雨どい、ビス、ドア用フィンジといった部材を買いにいく。どでかい店内を歩き回り、部材を買い集めるだけでたっぷり2時間ほど要した。
女房の買い物時間の長さにたいがいの亭主はうんざりさせられるが、亭主のこの手の買い物に付き合わされる女房もまたうんざりするだろう。

部材が揃った翌日、会員に急遽メールで作業の手伝いを募った。集合した会員は4名。うち1名はボーリングで13ポンドのボールを苦もなく軽々と投げる女性会員のSさん。
まずは屋根に垂木をバンセンで固定して、横木を垂木に直角に通してビスで接合する。

その上に12枚の波板を笠釘で固定する。しかし午前中はかなり強い風が吹き荒れ、波板があおられ、手で押さえていないと簡単に吹き飛ばされる。結構危険な作業である。

波板の強度を考えると、当初の設計を変更し、垂木と横木を多めに使うことにした。この段階で、壁材に使う予定だった垂木と横木がその分だけ不足してしまった。

屋根は完成したが、その後の作業は部材不足のため先に進まない。今日の作業は終了し、昨日に続き、二日連続でまた軽トラを飛ばしてトステムビバにむかった。

明日は波板で周囲を囲う作業とドアを作り取り付け、育苗温室の完成を目指す。


DSCF0739.JPGDSCF0740.JPGDSCF0741.JPGDSCF0742.JPG

育苗温室を作る<その1> [作業日誌]

3月中旬頃からスイカ、カボチャ、キュウリ、トマトといった夏野菜の育苗作業を開始する。

昨年までは自宅のカーポートの屋根を利用して苗を作っていたが、今年は会員増に伴い用意する苗の数量が増える。とてもカーポートの屋根スペースでは手狭になるし、昨年は春の嵐に一瞬の隙をつかれ、無残にポットごと吹き飛ばされてしまったことがあった。
泣く泣く一からやり直し、そのため特にキュウリは苗の移植のタイミングが遅れたこともあり、一部がうまく育たなかった。

そんな失敗に懲りたこともあって、少々の雨風、低温にびくともしない育苗用の温室を作ることにした。

温室の基本構造は単管パイプを継ぎ合わせ、3m(W)×3m(D)×2,5m(H)サイズの骨組み作業を行った。直交型クランプで単管同士をつなぎ、片屋根部分は自在型クランプを使い緩い傾斜をつけた。

骨組み作業はまだ30代の若いN君が中心になってすすめてくれた。彼は住宅建設会社に勤務していて、この手の作業は得意中の得意だ。てきぱきと水平と垂直角度を出しながら手伝いの会員に指示を出す。
10時過ぎに作業を始めて2時間強で終わってしまった。
30名の会員の中にはいろいろ特技を持った人がいて、農園のインフラは総て会員の手作りで整備してきている。

育苗温室作りの第2段階は屋根に垂木を取り付け、波板を張る作業だ。

DSCF0736.JPGDSCF0738.JPG



農園のマスコット [作業日誌]

3月5日、新入会員の土曜グループに子連れで参加したTさん。

年の離れた姉弟で弟はまだ2歳、玩具を一式もってやってきた。お姉ちゃんのお下がりか、ピンクの長靴を履いて、女の子に間違えられた。
お母さんがジャガイモを植えているかたわらで、大人しく作業を見守っている姿が可愛い。人見知りをしない子で初対面の男性会員の膝にチョコリンと座っている。きっと「トコトコ農園」のマスコットになるだろう。

かたやお姉ちゃんのほうは休憩時間の焼き芋がいたく気に入った様子で、来週の来園を楽しみにしていると、お母さんからメールをもらった。


DSCF0731.JPGDSCF0729.JPGDSCF0728.JPGDSCF0726.JPG

2011年度のスタート [作業日誌]

「トコトコ農園」の事業年度は3月~2月だ。
2月は畑全体に堆肥と石灰をまいて翌期の準備に当てている。3月にはいるといよいよ種の春播きが始まる。同時に募集した新規会員が入園するが今年はちょうど3月1日が火曜日にあたり、入園即作業をしてもらうことにした。

昨年より2週間ほど早めの作業だが、ジャガイモ(キタアカリ)の種芋を30kg植え付けることにした。3月1日はその半分の15kgを使い、10畝植えつけた。残り15kgは3月5日の土曜の作業に残しておいた。
昨年の9畝に比べ会員増に伴い、倍以上の20畝植えつけることになる。
今期の付け計画は総て昨年比1,5倍から2倍の作付け量を予定している。
作業量もほぼ作付け量に比例して増えるが、人手も増えているからあまり大きな問題にはならない。小一時間でジャガイモの植え付け作業は終了した。

冬の休憩時間はサツマイモを石で焼き、コーヒーを飲むのが恒例になっている。新入会員5名も加わって火曜グループは総勢15名、テーブルを囲む長椅子はもう1脚新たに作る必要がありそうだ。

DSCF0714.JPGDSCF0715.JPGDSCF0720.JPG

喫煙者の気持ち [身辺雑記]

高校の新年会は居酒屋の個室で行われ9名が参加した。

親しい級友が集まるこじんまりした新年会だが、9名中4名(喫煙率44%)が結構なヘビースモーカーだ。
タバコをすわない5名のうち、タバコの値上がりをきっかけに止めた者など、つい最近まで喫煙していた元喫煙者2名を加えると喫煙率が67%にも跳ね上がる。

世の中これだけ喫煙の害が叫ばれているのに、頑としてタバコをすい続けている人間が多いことにかなり驚いている。高校の友人以外では私の知人、友人には喫煙者はほとんどいない。だからいっそいうタバコをすぱすぱ吸っている光景を奇異に感じてしまうのかもしれない。

しかし世の中の特に男性の喫煙率はいまだに相当高い。日本人男性の喫煙率は39%というから高校の友人の喫煙率が跳びぬけて高いというわけでもない。

しかしあらためて個人的に思うことは、いまだに10人中4人近くがタバコをすっているのは信じられない。
「百害あって一利なし」のタバコだが思い切って1箱千円以上にしてはどうか。
一時的には税収は減るかもしれないが、長期的には国民の医療費削減につながり、社会全体から見ればプラスになると思う。

今週初め長年喫煙してきた叔母が肺がんでなくなり、葬儀に出席したのでタバコの害をつくづく考えさせられた。


遅めの新年会 [身辺雑記]

ちょうど1年前の2月初旬、リタイアしてマレーシアに単身移住した高校の級友を訪ねて、同級生3人でクワラルンプールの彼のリゾートマンションに5日ほどご厄介になった。

マレーシアに向けて成田を飛び立つ日、二日前にふった大雪を横目にしながら常夏の国を目指したことを思い出した。
先日の大雪に1年前のマレーシア旅行の記憶が呼び起こされ、久方ぶりにその後の暮らしぶりをメールで聞いてみた。
すると間髪いれず返信メールが送られてきたが、日本に戻って、いま自宅にいるという。
一時帰国で4月末まで日本にいるというので、たまたまある事情があって遅れに遅れていた高校の同級生の新年会が明日(2月19日)予定していたので、誘ってみた。
2月14日に日本に戻ってあわただしい様子だったが、ぜひ出席したいと快諾してくれた。

都心の居酒屋に集まったのは9名。リタイヤ組みは4名、現役でまだがんばっているのが5名。
みるみるビールジョッキが運ばれ空ジョッキが下げられる。焼酎の1升ビンも程なく空になった。

二次会はほぼ定番になったカラオケに繰り出し、70年から80年代の懐メロの大合唱だ。ここのカラオケボックスは確か何年か前の忘年会の流れできたことを思い出した。
あの時はJR中央線が事故で全く動かず、タクシーで深夜帰宅したものも出たとか。とんだ出費を強いられたと、あとでその当の本人から聞いたことを思い出す。

DSCF0704.JPG


アシタバの種を入手 [作業日誌]

今は亡き高校時代の親友の妹がアシタバの種を送ってきてくれた。

伊豆七島の大島に在住の彼女だが、アシタバは大島のポピュラーな植物で、おひたし、天ぷら、炒め物といろいろな食べ方が出来る。

強い植物で今日収獲しても、明日にはまた葉が伸びて収獲できるくらい、手がかからない。
種のまき時は2月から入梅前までで、半日陰を好む。3~4年の多年草で手もかからない。
ただし種を播いて収獲できるのが1年後だ。

「トコトコ農園」の畑は周囲に陽を遮るものは何もなく、それだけ日光が十二分にあたる良好な畑なので、アシタバのような半日陰を好む植物には逆に、あまりいい環境ではない。

種まきの場所を少し考える必要がある。というのも2年前、我が家の庭に自生していた茗荷を畑に移植したが、日当たりが良すぎて育たなかった。


DSCF0702.JPG

雪いまだ溶けず [畑の風景]

月曜の夜から降り始めた関東の雪は翌朝まで降り続き、町はスッポリ銀世界に覆われた。

二日たった今日は昼前から陽光がさんさんと降り注ぎ、かなりなスピードで雪を溶かし始めている。黒いアスファルトがほぼ全面的に顔を出し、日陰の部分だけ雪が残っている。

午前中に雪の被害を確認するため、畑に出かけた。
トンネル掛けした畝のうち2畝だけが重い雪に押しつぶされ、支柱の約半分が折れてしまっている。水分をたっぷり含んだ重い雪の威力をまざまざと見せ付けられた。畑はほぼ全面的に雪に覆われ、いまだ溶けていない。

50日間、雨が降らずスナップエンドウはほぼ全滅状態だ。タマネギの生育状態も最悪だ。

この雪のおかげで雨水槽はようやく水位を上げ、半分ほど溜まっていた。順調に雪が溶けてくれれば、土曜日はニンジンとホウレンソウの種を播く予定をしている。

DSCF0697.JPGDSCF0696.JPGDSCF0691.JPG

雪ですね・・・ [作業日誌]

昨年末から降雨量ゼロが続いてきましたが、やっと雨が降りました。みぞれ交じりの雨です。

そして午前中の早い段階で雪に変わりました。気温はグッと下がり、私の部屋は10度を切っています。普段は小さめの電気ヒーターひとつで、室温は20度近くになります。
西向きの部屋なのでたいてい真冬でも太陽さえでていれば、ぽかぽか暖かい部屋です。

反対に夏は異常に暑く、午後は夕方までの2時間くらいスタバーに避難して、本を読んでいます。涼しくて気持ちがいいと、つい転寝をしてしまいます。
明日12日の土曜日は畑の作業日ですが、早々に明日の作業中止を会員に伝えました。

畑の雨水槽は底が見えるほど水が減っています。
ぼうふらを食べてもらっている金魚たちも底に張り付くように泳いでいます。この雪でどのくらい水位が上がったのか気になるところですが、この寒さではちょっと外出する気もわきません。雪国の人から見ればなんと軟弱なと笑われそうですが、いたしかたありません。

畑にとって雪は大歓迎です。晴れても雪は徐々に溶け出すので、作物の根っこには願ったりかなったりです。
これで豆類も一息つけそうです。
このまま、気温が上がってくれると畑の作業は水分楽になります。ニンジンの種も播きたいし、コマツナ、ホウレンソウも播きたいし、やる事はいっぱいあります。

春よこい、早くこい・・・


降雨量ゼロの影響 [作業日誌]

記録的な大雪被害が深刻な日本海側とは対照的に関東は極端な雨不足。とにかく昨年12月23日以降、2月7日現在まで47日間、降雨量ゼロが続いている。

白い悪魔とはよく言ったもので、TV画面を通しても雪の恐ろしさを実感できる。一方関東地方は雨らしい雨が降らず、農園の貯水槽も極端に目減りし始めてきた。そろそろ春の雨がほしいところだ。

昨年播いた豆類(ソラマメ、キヌサヤ、スナップエンドウの3種類)のうち、寒さにはめっぽう強いスナップエンドウが水不足で約半分がやられた。昨年の2月1日にはまとまった量の雪が降り(下の写真の通り)、雪の中でも元気に育っていたスナップエンドウだったが、乾燥には弱いことがわかった。隣のキヌサヤとソラマメは寒さにも乾燥にも強く、全く問題が生じていない。

乾燥の影響をもろに受けているのはタマネギも同じだ。成長が著しく遅い。今年もまた危惧していた通り、異常気象に悩まされそうだ。

DSCF8363.JPG

作付け会議と懇親ボーリング [作業日誌]

立春の翌日、2月5日に市内の公共施設の一室を借りて、昨年度の反省と新年度の作付け計画を話し合う会議を行った。

同時に新入会員に対する入会説明会を開いた。今年は初めて市内の主だった地域に絞り、会員募集のチラシを個別に配布したり、公民館のような公共の場にチラシをおいてもらった。その反響があって10名の募集枠が埋まりそうだ。

昨年は春をすっ飛ばしていきなりの猛暑の夏、引き続き秋を素通りして冬に突入、日本海側は記録的な大雪で関東地方は降雨量ゼロの日が続いている。
今年もまた異常気象が続くことを覚悟しなければならないだろう。種まき、育苗には一層の工夫が求められる。また、暑さに強い作物や品種を慎重に選ばなければならない。昨年の苦い経験を今年もまた繰り返すわけにはいかない。気を引き締めて取り組まなければならない1年になるだろう。

作付け会議と入園説明会を夕方に終え、昨年はその流れで新年会を行ったが、今年は趣向を変えて「懇親ボーリング」を行ってみた。
参加した大半の人は数年から十数年ぶりのボーリングだった。紙のスコアカードは液晶スコアボードに変わり、スコアを記入する手間もなく、随分便利になった。
画面には残ったピンの攻略法が親切に表示されるし、ボールスピードも野球中継並みに表示される。ゲーム終了後のスコア表にはストライクやスペアの成功率など事細かにデータが自動記録されていた。

3ゲームトータルで最高スコアをマークしたのは女性会員のSさんで、マイボールとマイシューズの本格的なボーリング愛好者だ。
ボールは13ポンドと男性顔まけの重いボールを投げている。ちなみに私は12ポンドのボールを投げたが、3ゲーム目の終盤はボールが重たく感じてきた。

畑の作業は収獲や収穫物の配分仕分けなど軽作業は女性に、力仕事は男性中心に分担しているが、13ポンドのボールを軽々と投げるSさんは今年度から力仕事をメインにやってもらおうと考えている。


DSCF0675.JPGDSCF0676.JPGDSCF0683.JPGDSCF0685.JPG


アジアチャンピョンと監督の手腕 [サッカー]

アジアカップにおける日本の戦い方はかなりきわどかった。
しかし、徐々に接戦をものにしていくうちにチームとしての団結力や自信が増してきて、ついにオーストラリアを撃破して4回目のアジアチャンピョンになることができた。

代表経験の少ない選手が比較的多かった今回の日本だが、選手の頑張りが目立った大会だった。控えの選手がしっかり仕事をして得点をあげた事は特筆に価する。
ザッケローニ監督の選手交代がことごとくあたったということだろう。総得点も通算14点と出場国のトップになったが、永年課題としてきた攻撃力が確実にアップした事は今後が楽しみだ。

交代選手が活躍した事は偶発的なものではなく、実は代表選手選出の段階ですでに予想されていたことである。
それはJリーグで点を取ってきた実績ある選手を選んだからだ。
象徴的なのが前田だ。彼は2年連続Jリーグ得点王なのにこれまで代表のレギュラーに選ばれてこなかった。しかしザッケローニ監督は全試合、前田をワントップに固定したのは正解だった。
前田以外にもJリーグで13得点をあげたMFの藤本も選出している。藤本は残念ながら期待を裏切る出来の悪さだったが。そして決勝戦でゴールをあげた李も同じようにJリーグで結果を残していた。

国内リーグのチャンピュンチームの主力やリーグで好成績をあげた選手から代表選手を選ぶのは世界的に見てもきわめて常識である。しかし、これまで日本の代表監督は実はその常識を踏襲してこなかった傾向が強い。
例えばオシム、彼はジェフ千葉の教え子たちを多く起用したし、ジーコも海外組と国内組を峻別して、海外組みを偏重しすぎ、Jリーグの実績を重視してこなかった。
岡田監督も得点王の前田より守備の得意な矢野を選んだ。フォワードは得点をとるのが仕事で、前線から守備を重視するのは本末転倒である。

今回の大会でザッケローニ監督は登録選手を満遍なくピッチに送り出した。
選手は監督の期待に答え、必死にプレーをした。そして一旦、代表は解散して選手は個々のチームにもどっていくが、Jリーグで活躍すれば必ず代表に呼んでもらえる、そしてピッチに立てる、そう思えば選手たちはさらにリーグで活躍を誓うだろう。

そのときどきの代表監督の戦術、プレーの好みなどはどんな監督でも当然あるが、ただし、国内リーグの実績を選出基準のベースにする事は基本でなければならない。

nice!(32)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

簡易育苗箱つくり [作業日誌]

春夏野菜の苗作り用の小さめな育苗箱を作った。
自宅の庭置き用なので、幅150センチ・高さ90センチ・奥行き60センチの大きさだ。

昨年、キュウリやスイカの苗をカーポートの屋根に置いていたら突然の豪雨と突風で吹き飛ばされ、また作り直すという苦い経験をした。
また夏は猛暑でまいた秋冬用の種が発芽せず、散々な目にあったので、今年は極力直播を避け、苗を作り移植で猛暑の影響を最小限に食い止めたいと考えている。
そのため育苗のための箱を作ることにした。使った資材は下記の通りだが、4千円もかからず、出来てしまった。
高さが90センチと高めにしたのは、2段にすることで育苗パレットを8枚収納できる。
これならある程度の量の苗が作ることができる。

観測史上最大と予想されるラニーニャ現象が確認されているそうだから、酷暑・厳冬が今年も繰り返される見込みだ。そのため今年は2月から3月中旬までは気温は低めになりそうだ。

周りをクリスタルシートで覆った育苗箱の内部はそこそこ温度が保たれる。しかしそれだけでは適切な温度は保てないので、簡易堆肥温床を作ることにした。発泡スチロール製のトロ箱に落ち葉と糠を交互に積み込み水を加え、発酵を促進して温度を上げる。その上に育苗パレットをおいて苗を育てようという計画だ。

明日は簡易堆肥温床を作り、育苗パレットに種を播く予定だ。

<使った資材明細>
組み立て式スチール棚(W150センチ×90センチH×60センチDの大きさ)
150センチ6本
90センチ 4本
60センチ 6本
ボルト・ナットセット 40個
クリスタルシート(透明の簡易被覆資材)2,7メートル×3,6メートル
両面テープ  20メートル
コーナー保護ラバー 1本・33センチ
マジックテープ 1組

DSCF0645.JPGDSCF0646.JPGDSCF0649.JPGDSCF0650.JPG

肩こり解消法 [身辺雑記]

畑の作業以外はほとんど、パソコンとにらめっこの生活が長らく続いている。
それまで肩こりとは無縁だったが、年のせいもあるのだろう、ときどき偏頭痛を伴うほど肩が凝り固まることがあった。
どうしようもなくなると近所の整体クリニックに行って治療を受けていた。

農園の会員のTさんから奨められて、寝起きの10分でも15分でもいいから、一日も欠かさずストレッチをすることにした。ストレッチはかれこれ1年半ほど続いているが、全く肩こりに悩むことがなくなった。

ストレッチの効果は重々承知のつもりだったがTさん自身が私より10歳年上ながら、腰痛、肩こりに悩んだことがなく、小柄で細身ながら抜群の体力を目の当たりにしているので、素直に忠告に従った。

自己流のストレッチはこうだ。ベットの端に座りながら以下の手順で行う。

1、肩を前後ろそれぞれ15回づつ、ぐるぐるまわし肩の周りの筋肉をほぐす
2、両指を組んで頭の真上に上げ、思いっきり上に差し上げる(自然に背筋がぴんとなる)
3、同じく背中側に両指を組んで背筋を伸ばしたまま上に15秒間ひき上げる
4、まっすぐ前に伸ばした手の親指を除いた4本を片方の手の平で持ち、そのまま真下に引くように15秒間押 し下げる(反対の手も同じように繰り返す)
5、両方の腕を水平に横に広げ、両手同時に手のひらを180度ひっくり返す(往復15回)
6、前方に突き出した片方の腕のひじをもう片方の手首を添えてしっかり押さえ、胸につくように15秒間押え続 ける
7、座ったまま左右のわき腹をそれぞれ15秒間反対側に倒す
8、座ったまま腰を左右それぞれ15秒間反転する
9、足首を持って左右にそれぞれ15回まわし、ふくろはぎを手で揉みほぐす(私の場合膝痛はふくろはぎの筋肉痛が原因)
10、ベットの上に座り座禅のような姿勢で両足の足裏をぴたっとつける、股関節を柔らかくするため15秒間同じ姿勢を保つ
11、片方の足を両手で持ち上げ自分の胸につけ15秒間同じ姿勢を保つ
12、ベットから離れ足をそろえて直立し、両膝に手を添えて左右それぞれ15回まわす
13、ベットから降りて、床の上で大きく胸を後ろに反らせ腰に負担がかからないような姿勢を15秒間保つ

この間、約10~15分、注意するのはそれぞれ無理に力を入れないようにする。痛いと思ったところでそれ以上のばしたり、反ったり、引っ張ったりしないこと。

延長同点でエネルギーが尽きた韓国 [サッカー]

因縁のライバル、韓国に何とか勝利した。

不可解な判定でPKをとられ、またもや先制点を奪われた日本。
中東審判団のファイルの判定基準は欧州に比べ、相対的に厳しい感じがする。日本の2点目は岡崎へのファウルによるPKだったが、ショルダーによるチャージを認めない、という点では判定のぶれはなかった。しかし、中東の判定はおおむね「おや?」と感ずるところが多々ある。

決勝のオーストラリア戦では“中東基準”をしっかり頭に入れてプレーしなければならない。さて現日本代表は随分精神的にタフになった。ヨルダン、カタール、韓国との3試合はすべて先制点を奪われたが、追いつき勝ち越す展開を繰り広げた。

先制点を奪われても、けして慌てることなく自分たちのサッカーを展開している。先のワールドカップの経験が活きているのだろう。それと先発メンバー11人のうち8人が欧州でのプレー経験者ということも大きい。今大会、中東勢がベスト4に1カ国も入れなかったのは海外でのプレー経験の少なさが響いている。

韓国の粘り、精神のタフさは韓国の伝統である。
延長で日本が勝ち越し、ロスタイムまでしっかり守っていたが、心のどこかで絶対に同点にされると思っていた。その勘は図らずもあたってしまったが、PKでは3人連続で韓国側がはずした。
3日前のイランとの延長戦の疲れが最後の最後で、あの韓国をしても心のエネルギーが燃え尽きたのだろう。

若手ナンバーワンのエースストライカーがキッカー一番手だったが、その彼がPKを失敗したことで、韓国選手が心の中で「もしかしてまけるのか?」という気弱な悪魔が顔を出したのかもしれない。ご存知のとおり3連続PK
失敗で万事休した。

オーストラリアはWCドイツ大会で屈辱的な逆転まけをっ喰らった相手だ。
しかし、ドイツ大会を経験した選手は現代表には遠藤一人しかいない。しかも遠藤はそのときの中心選手ではなかった。
現代表で苦手意識を持つものは誰一人としていない。過去は過去で、データは全く意味を成さない。

苦戦して這い上がった日本はしり上がりに勢いをつけてきた。オーストラリアとの戦いもおそらく死闘になるだろう。でも勝利の女神を引き入れるのは日本だ。間違いない。

堆肥の投入、畑の準備 [作業日誌]

前日、所沢市内の養鶏場が作っている、鶏糞とチップ(3対7の割合)を混ぜた堆肥を4トン(2トントラックで2往復)買い入れた。2箇所に分散させて堆肥を下ろした。
目ざとく鳥が餌を求めて近寄ってくる。

そして今日、火曜日グループが1500平米の畑全面に堆肥を播いた。その上から苦土石灰を薄くまき、春夏野菜のための土作りを終えた。

来週火曜にはトラクターを使ってすき込み作業を行う。2月の第2週には春どりダイコンの種を播くつもりだが、まだ寒波の影響か地中の水分が凍っている。
2月4日の「立春」、2月19日の「雨水」、3月6日の「啓蟄」と続き、これから本格的な畑仕事を迎える。

DSCF0636.JPGDSCF0638.JPGDSCF0643.JPG



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。