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収獲ラインナップ [作業日誌]

キュウリ、ナスの夏野菜の収獲がはじまり、そろそろトマトの初収獲もちかくなりました。
梅雨明け時期がどのくらいになるのかまだはっきりしませんが、梅雨明けと同時に夏野菜の収穫量も増えてくるでしょう。

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ジャガイモは20畝のうち中央付近が枯れ始め、探り掘りをして中以上の大きさのイモを手探りで掘り出しました。今年のジャガイモは大きさといい、皮肌もきれいで、上々の出来です。

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トウモロコシは何本かカラスに突っつかれましたが、一昨日から収獲できるようになりました。

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夏本番を控えゴーヤとスイカに花がつきました。ツルナシインゲンがもう少し太くなれば収獲可能です。

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仲良く昼寝 [身辺雑記]

私、生後5ヶ月、身長62cm、体重6,8kg、君は生後3ヶ月、身長60cm、体重6kg。

君の髪は緑で随分ぼさぼさだね。でも肌の色は私より白い。

会員Kさんのお孫さん。ちょうど娘さんが実家に戻られ、大きな大根君と鉢合わせ。「こいつ誰だ~」って横目で見つめるお孫さんがかわいらしい。

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ページビューが40万を超えました [身辺雑記]

いつも訪問させていただいている「おじゃまま」さんのブログで、ナイス1万突破の記事が出てました。

それはそうと自分のこのブログはナイスをどれだけいただいているのかを見ましたところ1万をすでに超えていました。
私は結婚記念日とか、××記念日とか言うやつにはトンと関心が向かないたちなのでしょう、ナイス1万超えに全く気づいてませんでした。

そこで記事ネタになるような数字は何かないかと探していたところ、「管理トップ」のなかに「ページビュー」なるものがあることに気づきました。昨晩で40万に200ほど届かない状況になっていたので、「しめた!明日のブログネタはこれで行こう」と考えた次第です。

いつもの畑の作業が午前中で終わり、ブログを開き、「ページビュー」の累計数字を確認したところ、ついにというかいつの間にか40万ビューを超えていました。
あくまで推測の域を出ないのですが、一人の訪問者が平均3つの記事を読んでくれているような傾向のようです。

古くは2年前に書いたページにもコンスタントに訪問して読んでくれている様子です。
なんともありがたいことです。

さて普通の人なら今度は50万ページビューを目指し、逐次注意をはらうのでしょうが、私はこの点、自分でもあきれるほど無頓着なので、多分いやきっと忘れてしまうような気がします。

ま、何はともあれいつも訪問いただき、かつナイスを下さる皆様のおかけです。この場を借りて、御礼申し上げます。
今後ともよろしくお付き合いください。




ニンジンのできばえ [作業日誌]

この春種まきしたダイコンが豊作でしたが、2月20日過ぎに種まきしたニンジンもダイコンに劣らずうまく出来ました。時無五寸と三寸の2種類を3畝に播きましたが、ペレット種子なので確実に芽だししました。

手間はかかりますが4穴のマルチに丁寧に手播きましたが、うまくいきました。
一人当たりの収穫量は特に計量はしていませんが、相当な量を配分することが出来ました。

ニンジンの葉は切り取ってすぐに、ポニーの餌にもっていってあげました。飛びつくようにむしゃむしゃ食べていたようです。

やはり取りたてのニンジンはほのかにあまく、千切りにしてレタスと合わせってサラダで食べるのが一番です。


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ダイコン、ナンバーワン [作業日誌]

この春のダイコンは豊作でした。

収獲も最後を迎え、Tさん母娘が収獲したダイコンは太さがなんと45cmもありました。
「お母さんの足みたい」と小学6年の娘、「私はもっと細い!」とお母さん。

お母さんの素足は見たことはありませんが、これほど太い足をした人は最近はほとんど見かけません。
近頃の子供、そしてその母親も、皆さんスタイルが良くなりましたから、それこそ今となっては「ダイコン足」は死語になりつつあります。

泥を洗い流すとダイコンの白さが浮き立ちます。



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小麦の収獲を見学する [作業日誌]

小麦がだんだん色づきはじめました。
そろそろ収獲時ですが、何せ小麦つくりは初めての経験で、この周辺の農家に聞こうにも、いまは誰も小麦を作る人がいません。

何しろすぐ近くのJAが小麦の種を販売していないのですから。緑肥用の麦類の種は売っていますが、食用の麦は販売していないという状況です。

そこで所沢周辺に範囲を広げ、小麦農家を探したところ、お隣の狭山市に見つけました。小麦、お米、それに大豆を作っていました。連絡を取り、小麦の収獲を見学させてもらうことになり、会員2名を同伴して行ってきました。

田んぼの裏作で小麦を作り、「餃子の満州」にJAを通して販売しています。大豆は埼玉県都幾川村の有名な「渡辺とうふ」に卸しています。小麦の種類はメモをとらなかったので忘れましたが、我々が作っている農林61号より生育期間が少し短い種類で、梅雨の晴れ間の6月15日に収獲をしていました。

大豆と兼用の大型コンバインで、広い畑を円を描くようにくるくる回り、あっという間に刈り取り、脱穀をしてしまいます。1台750万もするマシーンです。

小麦の刈り取りを判断するのは、まず色、全体が黄金色に変色していること。第二に穂がその重さで頭を下げるようになり、それが全体の8割くらいになったとき。
やはり直接、専門の農家に話を聞かなければわからないことだらけです。

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ジャガイモの探り掘り [作業日誌]

今年、ジャガイモの種の植え付けを例年より2週間ほど早めにしてみました。
植え付け時期同様、作る量も昨年比2倍に変えてみました。

畑には20畝のジャガイモの葉がびっしりと土も見えないくらい繁っています。一部の葉は黄色く色づき、そろそろ収獲が近いことを知らせています。この調子で行けば6月末には総てのジャガイモを収獲できることでしょう。

そこで総てではありませんが、一部を探り堀して、写真にあるような中くらいの大きさのジャガイモだけを手で慎重に掘り、取り残した小さないイモは6月末までそのままにしておこうと考えています。
一度に大量の収獲をするより二度に分けて収穫したほうが会員に喜ばれると思います。

今年のジャガイモの出来は上々です。新ジャガ特有の薄皮で肌もきれいです。シンプルにゆでてバターで食べるのが一番。イモは大きなものより、小ぶりのほうが味がよさそうです。

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いたちごっこ [作業日誌]

梅雨から夏にかけて畑の雑草が元気よく育ってきます。花が咲き種を撒き散らす前に、退治するのがコツです。

夏の日照りで土が固くなると、雑草は広く深く根を張り、女性のか弱き腕力では引き抜くのも苦労します。
入梅の晴れ間、土にたっぷりと水分が残り、畑が柔らかくなったときに雑草を抜くのが良い頃合です。

第二農園の2反(600坪)の畑に雑草がはびこり始めたので、15人が1時間半かけてもくもくと雑草とりをしました。でも後10日もしないうちに、畑は元の木阿弥状態に戻るでしょう。作業前・作業後が同じ景色で雑草とりのいたちごっこは夏まで続きます。

隣の畑の爺ちゃんが「せいがでるの~」と声かけしてくれました。
雑草に混じってどこからか飛んできた赤紫蘇が育っています。そしてコスモスがお茶の木の脇から芽を出しています。

コスモスの苗を半分ほど掘り返し、第一農園の通路脇に等間隔で移植しました。秋が楽しみです。


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イチゴジャム作り [作業日誌]

今年、イチゴを2畝作りました。
ほぼ収獲も終わりかけ、総収穫量は5kgを少し超える程度でした。イチゴは最初の収獲は粒が大きく、だんだん小さくなっていきます。

イチゴはいっぺんに収獲ができないので、収獲したものを冷凍庫で保存しておき、2kgくらいにまとまると、イチゴジャムを作り、200g単位で会員に渡しています。

いまのところ17名分のイチゴジャムを作り、配分しました。来年は倍の4畝を目標にしないと、潤沢な量のジャムが作れません。

写真は料理部長のI会員さんの作ったイチゴジャムです。完全無農薬、有機路地栽培ですから、買うとなると結構な値段になると思います。

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スイカの苗の移植 一連の作業 [作業日誌]

ご紹介するのは育苗小屋で育てたスイカの苗を畑に移植するための一連の作業内容です。

苗の地上部分のところに縦に裂いたビニールホースをまきつけ、ビニールテープでつなぎ合わせます。
テーブルの上に苗を置き、なにやら内職仕事のようにビニールホースを全員でまきつけます。
これは根きり虫に大事なスイカの茎を噛み切られないようにする「トコトコ農園」独特の対策です。根きり虫対策に加え、茎にホースを巻くのは風に弱い茎を守るためでもあります。

移植した苗が強い春風にやられないように、苗全体を手提げ用のレジ袋を使いすっぽり覆います。そのためには3本の支柱を使いますが、支柱は孟宗竹を縦に8分割に割って作りました。

今年のスイカ作りは昨年の豊作に味をしめて、苗を倍以上作り移植しました。合計で70本です。1株に最低5個実がつくとして、350個ものスイカが出来るはずです。

ちょっと欲張りすぎたかもしれません。

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早すぎる入梅による被害 [作業日誌]

例年より早い記録的な入梅ですが、早々に被害がでました。

雨水槽に飼っていた金魚15匹あまりのうち、12匹が行方不明になりました。
おそらく水槽が満杯になったため、金魚たちが外へ飛び出したのではないかと推測しています。

雨水槽の周囲を見まわしても金魚の遺体は見つかりません。行方不明なのです。カラスに食べられてしまったのか、依然として理由がわかりません。

この金魚、雨水槽に発生するぼうふらを食べてもらうために、入間市の金魚専門ショップで、稚魚をまとめて30匹買ってきたものです。
飼い始めてから3年、あっという間に死んだり、仲間に食われたりで半減して生き残ったものです。

それがたった数日来の雨で12匹もの金魚を一瞬に失ってしまいました。<合掌>

ダイコンずくし [作業日誌]

今年の夏ダイコンは豊作です。

大きさ、形状、そして味もよし、と三拍子揃いました。根の長さは55センチ、太さは33センチ、小さな大人の股下ぐらいの長さです。

会員には各4本収獲してもらいました。さすがにこの大きさのダイコンなので、せっせと人に配り、せっせと毎食のようにダイコン料理のオンパレードです。

オーソドックにおろしにしたり、風呂吹きダイコン、ダイコンサラダ、ダイコンの味噌汁、糠ずけ、ダイコンとコーンにまいたけを入れ、コンソメ味のスープにしたり、まだ試してないのがダイコンステーキくらいかな。

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梅雨のめぐみ [作業日誌]

関東甲信越では記録的な早い梅雨入りですが、唯一のめぐみは雨水槽にたっぷり水を補給してくれたことです。

井戸も水道もない「トコトコ農園」では水遣りはもっぱらこの雨水槽に頼っています。
基本的にマルチを使っているので水はほとんどやらなくてもすみますが、ニンジンの発芽促進に、あるいはネギの発芽後の乾燥防止にこまめに散水しています。

そのほかの作物でも苗の移植時と根の活着のために水は必要になります。5月の雨の降らなかった一時期は雨水槽の底が見えてきて、ぼうふら対策用に飼っている金魚が息苦しそうにしていました。

それもこれも、先日来の長雨で三箇所に作った雨水槽が写真のようにあふれんばかりになりました。
さしずめ雨水槽を十二分に満たしてくれた今年の入梅は一つのめぐみと前向きに捉えたほうが良いのでしょう。

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鄙びた街のパスタのお店 [グルメ]

埼玉県入間市のはずれ、東京のチベット(住民の方にはなんと失礼な話ですが・・・)瑞穂町のすぐ近くで、八高線の「金子」駅の近くにその店はありました。
イタリアンレストラン「LUCCICARE」(ルッチカーレ)、どんな意味があるのかさっぱりわかりません。かなりしっかりしたログハウス作りの店で、周囲の景観とは全くそぐわない店構えと店名です。

昼食はお得なランチセットで1300円。サラダ、パスタ、ピザ、焼きカレーの3種類から1品選択、デザート(パンナコッタ)とコーヒーがついてこの値段。ウイークデーのそれも一日中雨の中、辺鄙なところですが、11時からの昼食時には客待ち状態でした。もちろん客の90%以上は暇をもてあます中高年女性です。

入り口横の小さなスペースに野菜売り場があって、それほど安くはない。「トコトコ農園」の野菜なら倍の量で同じ値段で売ってあげたいくらい。

妻とパスタ好きの娘3人で、それぞれパスタ、ピザ、焼きカレーを頼んだのですが、食い気が先にたち肝心のパスタとピザをカメラにとるのを忘れるという、大失態。

この店を知ったのは「東京ウエスト」というブログですが、東京の西部地域をメインにしたおいしい店紹介で知られるブログから情報を拝借しました。


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早すぎる入梅と小麦の扱い [作業日誌]

関東甲信越地方が早々に梅雨入りをしました。

観測史上2番目に早い入梅です。昨年の入梅が6月13日、梅雨明けが7月17日で入梅期間が34日間という異例の空梅雨でした。
平均的な入梅は6月8日、梅雨明けが7月21日で入梅期間は43日です。今年の入梅は平均から12日も早く、昨年からは17日も早い入梅となりました。

そこで頭の痛いことが小麦の収獲時期の判断です。理想を言えば入梅前に刈り取りを済ませればいいのですが、トコトコ農園の小麦はまだまだ青々としています。一部が黄金色に染まり始めましたが、全体の1%にも満たない感じです。

梅雨の晴れ間に刈り取りをすることになるのでしょうが、これがなかなか難しいのです。
今年の梅雨明けが平均的なそれとすると入梅期間はなんと54日間になってしまいます。こうなると小麦はもちろん、他の作物にも病気の発生が心配です。

自然相手の農業の難しさを思い知らされることばかりです。

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「畑で婚カツ」の顛末 [畑で婚カツ]

今年最初の「畑で婚カツ」を22日(日)に行いました。

「米作り体験」同様、震災の影響を被って参加者は募集枠の半分になりました。主催者としてこじんまりした婚カツになってしまい参加者には申し訳ない気持ちです。
野外でのイベントでは常に気になるのが天候です。前日の土曜は暑すぎるくらいの天気でしたが、翌日は打って変わって夕方遅くから雷を伴う激しい雨という予報でした。

ただし婚カツの終了時間は3時なので、さほど気にならなかったのですが、昼食後の1時を少しまわったところで、大根の収獲とトウモロコシの種まきの体験中に青空が突然厚い雲に覆われ、ぽつぽつと雨が落ちてきました。

慌てて、パーゴラの上から大き目のブルーシートを張り、その下に避難してイベントは続けました。しかし時間の経過とともに風も強くなり雨量もかなりなものとなり、シートを叩く雨音で、声がかき消されるにいたって続行不可能と判断しました。


会員の車、参加者の車も借りて「新所沢」駅近くの「ガスト」に場所を変え、懇親会風に互いに会話を交わしてもらいました。主催者として4時半まではお付き合いしましたが、スタッフが引き上げた後、参加者はさらに居続け、全員が解散したのが6時半だったようです。(メールで参加者から聞きました)

参加者が少なかったこと、途中豪雨で変則的な進行になってしまったこと、主催者としては内心穏やかではなかったのですが、ハプニングのほうが逆に印象に残り思い出になる、という参加者のお気遣いをいただきほっとしました。

2011年は歴史的な大震災と大津波、そして原発事故、その影響の大きさで世の中大きく歯車が狂ってしまった忘れられない年になりました。こんなちっぽけなNPOでもイベントが中止においこまれるなど、公私にわたり前途多難な中ですでに今年も折り返しの6月を間近に控えています。後半はどんなことが待ち受けているのでしょう。
いい半年になってもらいたいものです。

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小さな大物 [作業日誌]

今年から会員に加わったH夫妻。

事前に子供連れで参加の意思を聞いていたが、初参加の日、幼い兄妹の手を引いて、背中には小さな赤ん坊を背負って奥さん一人で現れた。

少子化の時代、3人の子供をつれてきたには正直、少々驚いた。その後ご主人も加わるようになって、夫婦どちらからがかわるがわる赤ちゃんの面倒を見ている。

今日は夏日を思わせるような天候のもと、いくつもの作業をこなしたが、ニンジンの間引きもその作業の中に入っていた。

その間引きニンジンをおしゃぶり代わりにしているうち、寝入ってしまった赤ちゃん。気持ちよさそうに左足をフレームに乗せ熟睡している。その左手にはしっかりニンジンが握られていた。

周囲の雑音も気にせず、小さな大物の登場だ。

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天にむかって伸びよ [作業日誌]

ソラマメの鞘がだいぶ太ってきました。

同じマメ科でもキヌサヤにはほとんどアブラムシが付きません。でもソラマメは必ずといっていいくらい、アブラムシに取り付かれます。

ソラマメはよっぽどアブラムシをひきつける何かを持ち合わせているのでしょう。結局、ミカンの粉末を1回目は根元にそして2回目には上から全体にかかるように、ふりかけてもやっぱりアブラムシの執着心には勝てませんでした。

仕方なく伝家の宝刀の自家製アブラムシ退治剤を噴霧して、なんとか被害を食い止めました。さらに2回のぼかし肥料をすき込んでアブラムシに負けないパワーをつけてもらおうとしました。

その結果が写真の通りです。
ソラマメは「空豆」と書くように、空に向かって鞘を突き上げるように育っていきます。一部は元気よく空に向きはじめしたが、まだまだ多くは下を向いたままです。

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スイカの苗、移植しました [NPO]

昨年の記録的な猛暑にはほとほと参りました。

今年もまた昨年の悪夢のような厳しい暑さになるのではないかと推測しています。今夏の電力不足は必至でクーラーはこまめにつけたり消したりの繰り返しになることでしょう。
考えただけでも背中に冷や汗が流れるようです。

しかし、酷暑も悪いことばかりではありません。雨がすくなく、日差しが強いとスイカはいきいきしてきます。甘みが強く、色は真紅で、大きさも期待できます。

夏の作業は30分が限度です。10分の休憩を取り、必ず水分を補給します。生き返る瞬間です。
そのとき、畑のスイカを食べるのです。

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これが実にうまい。パーゴラの下に据えた大テーブルで食べるのですが、今年はゴーヤの苗を植え、パーゴラにからみつくようにしました。木陰の下で畑の仲間とスイカをかじる。

この時ばかりは畑をやっててよかったと思う。今年は昨年の倍の苗を植えました。省スペースを考えて、対面式に苗を植えました。

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夏野菜の準備

ゴールデンウイークを挟み、夏野菜の準備で作業がおせおせになっています。

キュウリ、トマト、カボチャ、ナスとピーマンの苗の移植、トウモロコシの間引きと追肥、サトイモの種芋植え、その間にキャベツ、ダイコン、レタスの収獲をしました。

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午前9時に作業を開始して、たっぷり12時過ぎまでかかります。
昨年10月末に植えた小麦が順調に育ち、大きな実をつけ始めています。梅雨前には刈り取りをして、近くの製粉所に持ち込み、小麦粉として会員に配る予定です。
その頃には、ジャガイモも収獲できるでしょう。すでに紫の花をつけ始めました。

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イチゴは大きな実をつけ始めたので、熟成した実から収獲して、一旦ストックした後、ジャムにして会員に均等に配り食べてもらうことにしました。

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まとまった雨と震災2ヶ月 [身辺雑記]

今日5月11日はあの忌まわしい大震災からちょうど2ヶ月目。

前日10日は異常に暑かったのに、今日は一日中雨。それもかなりまとまった雨で底がつきはじめた雨水槽には恵みの雨です。
育苗温室を作り数種類の苗を育てているので、毎日午前中に水遣りをして、さらにニンジンやネギの苗、移植したばかりのキュウリとトマト、ナスにピーマンに水やりしているといくらあっても水は足りないくらい。

畑にも出ず、今日は一日「文芸春秋」6月号を読んでいました。
震災関係をまず読み始めたのですが、すでに新聞その他のメディアであらかた出尽くした、政治のミスリード、とりわけ菅首相の信じられないほどの政治手腕のなさを非難する記事ばかり。
この国の民はこの国難に際しても賢明な行動をとることができているのに、この国のリーダー足るべき政治家にはトンと恵まれていない。

政治家の大半が事実上の世襲制で、能力とは無関係に跡継ぎした結果、阿部、福田、麻生、鳩山といった脆弱な政治家に国をゆだねざるを得なかったのは私たちの悲劇でした。

いわば現在の2世議員は幕末の旗本連中で、この連中には政権担当能力はないといわざるを得ません。明治維新では各藩の下級武士が地面から沸きあがるように、この世に出てきわけですが、現代では世を心から憂う若者は出てこないのでしょうか。これからでてくるのでしょうか?とても心配です。

こうして日本の政治状況は劣化の一途をたどってきたわけですが、菅内閣は今回の震災で決定的に国民の前に政治の劣化状況を図らずも開陳してしまったわけです。

くうねるあそぶ [身辺雑記]

バブル期の日産車のTVコマーシャルでコピーライターの糸井重里が手がけたキャッチコピー「くうねるあそぶ」。

もちろん「食う寝る遊ぶ」をあえてひらがな表記にしたものです。バブル期の高級志向全盛、そして“食って、寝て、そして遊ぶ”という浮かれきった風潮を思い出しました。

人は8時間寝て、8時間働き、8時間は自分の時間というのが一つの標準として考えられます。
しかしバブル期は12時間くらい会社で働き、その延長の接待で会社の金を使いまくり帰宅はいつも午前様。
自分の時間があるようなないようなそんな生活をしてきました。帳尻合わせは睡眠時間を削るしかなかったのです。
そして定年を迎えると24時間を自由に使えるようになり、どのような割合で時間を割り振っているのか気になるところです。

今年になって高校の親しい同級生が核になってクローズのブログを立ち上げました。
そのブログに私の投稿で何気に就寝時間と起床時間を書いたところ、何人かがコメントしてきました。
ある人は11時間、またある人は8時間から9時間で起床時間が8時。

私の場合平均睡眠時間が6時間、5時間台というときも時々あります。
したがってめったにないことですが夜11時に寝ると5時台に確実に目がさめてしまいます。
そう書いたら、毎朝8時に起床する主婦が「信じられな~い」とコメントしてきました。毎日主婦が8時に起きるなんて私こそ「信じられな~い」ですよ。

何故1日の時間の割り振りに興味がわいたのかといえば、私と同年代の団塊世代が続々と退職してきています。
その退職した人たちがどのような人生の第二ステージを迎え、過ごしているのか、少し調べ始めていたので、就寝と起床時間から少し何かがわかるような気がしたのです。


トマトの移植 [作業日誌]

大型連休も残り2日、夏野菜の目玉であるトマトの苗を190本ほど移植した。

昨年同様大玉120本、中玉40本を苗屋から購入し残り30本はサカタの麗夏を育苗小屋で育て移植した。
サカタの麗夏がうまく育ち、順調に収獲できれば来年は自前の苗を中心にしてみようと考えている。

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支柱を合掌作りのように交差させ、畳のへりを使って連結していく。畳のへりは丈夫で腐らないので、連結用資材としてはうってつけである。お隣の畑を耕している畳屋さんのHさんから毎年畳のへりを大量にいただき、助かっている。

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作業の後半からそれほどでもないが雨が落ちてきて、雨宿りを兼ねて少し長めの休憩をとる。予定外だったが、同じように育苗小屋で育てていたキュウリ36本が大きくなり始めたので、急遽移植をした。

来週の火曜は苗屋からトマトと一緒に購入してきたナスとピーマンを移植し、遅れに遅れたサトイモの種芋を第2農園の畑に植える予定である。
写真は地中に保存しておいた昨年のサトイモを掘り出しているところ。

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原発事故のまさかの影響 [NPO]

すでに大型連休でお休みになった方も多いかと思います。

各地の行楽地は例年なら高速が大渋滞、どこへいっても人人・・・・。そんな平和な時代が長く続きました。
しかし、今年はご承知の通り原発事故処理の長期化で心理的にへこんでいるのでしょう。
さらに震災と原発事故への対応が見事なくらいお粗末で、政治不信、安全神話の崩壊などがおり重なって、先行き不安がいつになっても小さくなりません。この国は一体全体、どこにいってしまうのか憂慮せざるをえません。

当、NPOでは毎年ゴールデンウイーク後に、埼玉県宮代町で田植えをしてきました。今年で一つの節目の5年目を迎えました。
例年ですと30~40歳代のご夫婦とそのお子さんの総勢60名で田植えをしてきました。
しかし、今年は通常の10分の1しか申し込みがありません。参加者が横一列になっていっせいに苗を植えていく様は壮観でした。しかし少人数では稲を手植えすることは不可能です。

残念きわまる話ですが、今年の田植えを中止せざるを得なくなりました。毎年、小さな子供連れで参加してくれていた、Kさん親子に中止の旨を伝えました。

「被災地の方々の苦しみに比べれば、こうして日常生活が送れることを有り難く感じております。
主催してくださる神山様をはじめ、皆様が悩まれてご決断されたことに従順させていただきます。毎年本当にありがとうございます。私達家族は可能な限り毎年参加していきたいと思っておりますので、今年は出来なかったとしても来年の楽しみになります」

返信メールでKさんに励まされました。ありがたいことです。
写真は昨年5月の田植えの様子。

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Jリーグ再開・名古屋に快勝 [サッカー]

5ヶ月ぶりの埼玉スタジアム観戦です。

4万3千人を集めた埼玉スタジアムに昨年のJチャンピョン,名古屋グランパスを迎えた。
震災で日本国中が萎縮状態のなか、スタジアムの中だけは久々の熱狂と興奮がよみがえってきた。試合前の黙祷がなければ、いつもの埼玉スタジアムの空気が戻ってきたようだ。

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名古屋の赤、レッズの赤、スタジアム全体が赤一色に染まり、待ちわびた久々のゲームに心が浮き立つ。
試合は3:0でレッズの完勝。昨年までの退屈なパスサッカーから、11人の選手の戦う姿勢が伝わってくる。
相手ボールにすばやく反応して、間合いを詰める、厳しいサッカーを展開。守備はかなり安定して、ほとんど相手FWに仕事をさせない。

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金髪に染め上げたエジミウソンが別人のようにヘディングで競り合う。昨年まで空中での競り合いを逃げてきたエジミウソンだが、監督に一喝されたのだろうか。
肝心なときにシュートははずしまくった原口元気が、気迫のスライディングで相手バックからボールを奪い、そのままゴールに突進して3点目を入れたシーンは、戦う姿勢がはっきりとでていた。

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今シーズンはやれそうな予感がする。5月3日は好調、横浜マリノスをホームに迎える。いまから楽しみだ。

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今年も異常気象? [身辺雑記]

今日の午後、農園の会員、Tさんと会って小一時間、お茶を飲んでいましたが、そこで聞いた話しが少し気になりました。

それは例年ならとっくに竹の子が取れているのに、少なくとも所沢市内ではまだ竹の子が顔を出していないといいます。昨年暮れからの少雨と4月の低温が原因なのでしょうか。

ネットで「今年の竹の子 異常」と入力してみるとやはり、いまだにさっぱり竹の子がでていない地方があったり、昨年より10日以上も遅れて、しかも収穫量は激減という情報がのっていました。

やはり全国的に竹の子不作の様子です。気になりますね、今年もまた夏は猛暑続きなのでしょうか?それともその反対で記録的な冷夏になるのでしょうか。


育苗温室大活躍 [作業日誌]

会員の力を結集して作り上げた育苗用の温室は外気温のほぼ2倍近い温度に達します。
この調子で真夏になると50度以上になってしまうのでしょうか? 会員の中でダイエットを希望する人はサウナ代わりに使ってもらってもいいかなと思っています。

冗談はさておき温室の中ではカボチャ、トマト、パセリ、ニラ、キュウリの他スイカ、2種類のハーブを育てています。

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カボチャとスイカはタキイとサカタのタネを播いたのですが、実験的に昨年収獲したカボチャとスイカの種を保存しておき、今回初めて播いてみました。
カボチャは総て芽だしをしましたが、その1割は発育不全で使えません。スイカはまだ総て芽を出し切っていません。

トマトは苗屋にすでに120本注文していますが、今年はそれにプラスしてサカタの麗夏を50株目標で育てています。今年の結果を見て、苗の購入と自家製苗の割合を半分づつにもって行こうと考えています。

小さめの温室の3分の2を使い、育苗ポットを直に並べているので、そろそろスペースの効率的使用を考えて、専用棚を作る予定です。




ポパイ、来てくれないかなあ [作業日誌]

小雨が降り続く午前中、あえてホウレンソウ、コマツナの収獲を強行しました。

4月2日にお隣狭山市の健康センターの桜祭りフェアに参加し野菜の直売を予定していました。しかしあいにくの震災であらゆるイベントが自粛するなか、桜祭りも中止になりました。
フェア用に作付けしていたコマツナとホウレンソウがその分、会員の収獲にまわりました。
来週あたりの収獲を予想していましたが、先週後半5月並みの陽気が3日ほど続いたところで、急速にホウレンソウが育ってしまいました。
収獲をこれ以上のばすことが出来ないと判断して、少々の雨でも収獲だけでもしようと会員に集まってもらいました。1畝(長さ12メートル)そっくり収獲することにしましたが、この量が半端ではありません。

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均等配分の作業は女性にお願いして、テーブルの上で仕分け作業をしました。一人一山でその高さは40センチはあろうかという量です。
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コマツナは2分の1畝、ホウレンソウの半分ですが二つをあわせると、自転車の前かごにも乗り切れないほどのボリュームです。

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ホウレンソウはぜひポパイに来てもらい、食べてもらいたいくらいです。
ポパイがホウレンソウ好きなことがわかるのはある年代からでしょう。ポパイって誰!といわれるのがせきのやまですね。



ミカンの皮の効能 [作業日誌]

春になるとアブラムシやらアワノメイガやら、ありがたくない虫も活発な活動を始める。

昨年から会員に頼んで家で食べたミカンの皮を持ってきてもらい、乾燥してためておいた。人間にとってはさわやかな香りが心地いいのだが、虫にはいやなにおいらしい。

ソラマメは昨年何本かアブラムシに取り付かれ、手製のアブラムシ駆除水をかけてもそのそばからまた取り付かれた、苦い体験をした。そこで今年はミカンの皮をミキサーで粉状にして、根元に振り掛けている。二週間おきに、新しいミカンの粉末をかけているが、今のとこアブラムシの姿は確認できない。

ミカンの効能を確かめてみようと、畑の前に自宅の花かいどうの枝にミカンの皮を入れた袋をぶら下げて試してみた。例年だと花のつぼみがつき始める頃に、おそらく蛾が卵を産み、その幼虫が葉っぱを巻いてその中に入りこんでいた。

しかし今年はミカンの効果か、花かいどうの花が散り始める今頃まで全く被害がない。
こでまりもアブラムシに毎年取り付かれるが、これも2箇所袋にミカンを入れてつるしてある。いまのところアブラムシの姿は見えない。うまく効くかどうか?

トウモロコシはアワノメイガの被害を受けやすいが、今年は雄花が出る頃、そこにミカンの粉末を試しにかけてみようと考えている。よく使われるのはインド原産のニームという植物のエキスのようなものだが、効果があるという人と、そうでもないという意見に分かれており、使うか使わざるべきか迷っているところだ。

まず今年ミカンの効果があらわなければ、来年また出直して考えてみることにする。


風評被害もどこ吹く風 [作業日誌]

風評被害に引き込まれた震災被害地の福島、茨城の野菜が都内のあちこちで随分売れています。
いいことです。義援金を送った方がもし、風評に惑わされ野菜を買い控えていたとしたら、せっかくの義援金の善意がかき消されてしまいます。

「トコトコ農園」では青物野菜の収獲時期を迎えています。
同時期に種まきしたコマツナとホウレンソウはこの暖かさで一気に育ってきています。コマツナのほうが成長が早くあと1畝の収獲を残すばかりになりました。ほうれん草は来週の火曜から1畝単位で収獲の予定です。
「トコトコ農園」では風評被害もどこ吹く風の収獲がつつきます。

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夏ダイコンの間引きも終わり、来週はニンジンの間引きを行います。昨年種まきしたキヌサヤ、ソラマメも順調に育って、支柱を立てました。サニーレタスと夏とり白菜も種から温室で育てましたが、先週その苗を畑に移植しました。いまのところ、スムーズに作業と収獲がすすんでいます。

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温室で育てていたトマト(麗花)も本葉が出始めたので、大きめのポットに移し替えました。ハーブを何種類か種まきして温室で育てています。贅沢を言わせていただければちょっと一雨ほしいところです。

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